百鸽

効果が無効化されているモンスターに対しても、「禁忌的一滴」の効果を適用できます。その場合でも選んだモンスターに対して『攻撃力が半分になり、効果は無効化される』効果が適用されます。

なお、その「禁忌的一滴」の効果の適用後、そのターン中に「幻影雾剑」の効果が適用されなくなった場合でも、「禁忌的一滴」の効果によって「堕天使 莫斯提马」の効果はターン終了時まで無効化されます。

墓地にて発動する「幻影骑士团 雾鸦爪」の効果処理時に、直接攻撃を宣言した相手モンスターが攻撃を行えない状態となっている場合でも、発動した「幻影骑士团 雾鸦爪」の効果処理は通常通り適用されます。
（質問の状況の場合、対象の「幻影骑士团 沾尘袍」が特殊召喚され、「幻影骑士团 雾鸦爪」がレベル3のモンスターとして特殊召喚されます。）

「幻影雾剑」の対象となっているモンスターがエクシーズ素材になった場合、『このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、対象のモンスターは攻撃できず、攻撃対象にならず、効果は無効化される』効果の適用はなくなり、その「幻影雾剑」は魔法＆罠ゾーンに表側表示で残ります。

また、フィールドのモンスターがエクシーズ召喚に使用されエクシーズ素材となった場合、そのモンスターはフィールドから離れた扱いとはなりません。『そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される』処理が適用される事もありません。
（その対象のモンスターがエクシーズ素材となった後、取り除かれ墓地へ送られた場合でも、『そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される』処理が適用される事はありません。）

自分のモンスターゾーンに「幻影雾剑」の『対象のモンスターは攻撃できず、攻撃対象にならず、効果は無効化される』効果が適用されたモンスターしか存在しない場合、相手のモンスターは攻撃対象を選択する事ができず、攻撃宣言を行う事ができません。（質問の状況の場合、「幻影骑士团 断碎剑」は攻撃対象に選択できず、プレイヤーへの直接攻撃を行う事もできません。）

なお、『①：X素材を持っているこのカードは直接攻撃できる』効果を持つ「急袭猛禽-烈焰猎鹰」のように、モンスターが存在する場合でも、プレイヤーに直接攻撃を行う事ができるモンスターであれば、攻撃宣言を行う事はできます。
（質問の状況の場合、「幻影骑士团 断碎剑」は攻撃対象に選択できませんが、エクシーズ素材を持つ「急袭猛禽-烈焰猎鹰」はプレイヤーへの直接攻撃を行う事ができます。）

「幻影雾剑」は、モンスターゾーンに表側表示で存在する効果モンスター1体を対象として発動します。

通常モンスター扱いのデュアルモンスターを対象として発動する事はできません。
（もう1度召喚し、効果モンスター扱いとなっているデュアルモンスターを対象としてであれば、「幻影雾剑」を発動する事はできます。）

「幻影雾剑」のカードの発動にチェーンして「王宫的通告」の効果が適用された場合でも、発動の際に対象として選択したモンスター（＝質問の状況の場合、「幻影骑士团 无声靴」）を対象に取り続ける事になります。
（その後に「王宫的通告」の効果の適用がなくなったのであれば、『①：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、対象のモンスターは攻撃できず、攻撃対象にならず、効果は無効化される。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される』効果は再び適用される事になります。）

また、魔法＆罠ゾーンに表側表示で存在する「幻影雾剑」の効果がその後に発動した「王宫的通告」の効果によって無効になる場合でも、発動の際に対象として選択したモンスター（＝質問の状況の場合、「幻影骑士团 无声靴」）を対象に取り続ける事になります。
（その後に「王宫的通告」の効果の適用がなくなったのであれば、『①：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、対象のモンスターは攻撃できず、攻撃対象にならず、効果は無効化される。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される』効果は再び適用される事になります。）

「幻影雾剑」の『対象のモンスターは攻撃できず』の効果と、『効果は無効化される』効果は、対象のモンスターに適用される効果となります。
「元素英雄 荒野侠」は罠カードの効果を受けませんので、『対象のモンスターは攻撃できず』の効果と、『効果は無効化される』効果は受けませんが、『攻撃対象にならず』の効果は通常通り適用される事になります。

「幻影雾剑」の『攻撃対象にならず』の効果は、「幻影雾剑」の対象となっているモンスター以外のモンスターに適用される効果となります。

質問の状況の場合、相手の「异色眼灵摆龙」は「禁忌的圣枪」の効果によって、罠カードの効果を受けませんので、「幻影雾剑」の『攻撃対象にならず』の効果を受けず、「幻影骑士团 断碎剑」を攻撃対象に選択する事ができます。

相手のモンスターゾーンに表側表示で存在する効果モンスターを対象として「幻影雾剑」を発動した場合でも、『対象のモンスターは攻撃できず、攻撃対象にならず、効果は無効化される。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される』効果は通常通り適用されます。

相手は「幻影雾剑」の対象となったモンスターで攻撃を行えず、自分は「幻影雾剑」の対象となったモンスターを攻撃対象にできず、「幻影雾剑」の対象となったモンスターは効果が無効化される事になります。（その後、「幻影雾剑」の対象となったモンスターがフィールドから離れた際には「幻影雾剑」は破壊されます。）

「幻影雾剑」のカードの発動にチェーンした「月之书」によって対象のモンスターが裏側守備表示になった場合には、そのモンスターは「幻影雾剑」の効果の対象から外れる事になりますので、『対象のモンスターは攻撃できず、攻撃対象にならず、効果は無効化される。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される』効果は適用されません。
（その「幻影雾剑」のカードは魔法＆罠ゾーンに表側表示で残ります。）

また、「幻影雾剑」の『対象のモンスターは攻撃できず、攻撃対象にならず、効果は無効化される。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される』効果の適用中に、対象のモンスターが裏側守備表示になった場合には、そのモンスターは「幻影雾剑」の効果の対象から外れる事になりますので、その「幻影雾剑」の効果の適用はなくなります。
（その「幻影雾剑」のカードは魔法＆罠ゾーンに表側表示で残ります。）

「诡雷陷阱E」を発動する際には、自分の手札か自分の墓地に永続罠カードが1枚以上存在している必要があります。

例えば、手札の「幻影雾剑」を捨てて「诡雷陷阱E」を発動した場合、その手札から捨てて墓地へ送られた「幻影雾剑」を自分フィールドにセットする永続罠カードとして選ぶ事もできます。

質問の状況の場合、自分の手札と自分の墓地に存在する永続罠カードは手札の「幻影雾剑」1枚のみとなります。

また、「大宇宙」が適用されており、コストとして捨てた手札は墓地へは送られず除外される事になりますので、この状況では「诡雷陷阱E」を発動する事はできますが、発動する際に捨てる手札として「幻影雾剑」を選ぶ事はできません。
（「幻影骑士团 影佑」を捨てて「诡雷陷阱E」を発動する事になります。）

質問の状況のように、攻撃対象モンスターに「幻影雾剑」の効果が適用された場合には、その戦闘は通常通りのダメージ計算が行われる事になります。

（「幻影雾剑」の効果は攻撃対象に選択する事ができなくなる効果となりますので、既に攻撃対象が選択された後に発動したとしても、戦闘の巻き戻しが発生する事はありません。また、直接攻撃にもなりません。）