百鸽

カード名が「海」であるカードがフィールドに存在するようになった時点で、「海龙神-利维坦」の『①』の効果によってお互いのプレイヤーはモンスターを墓地へ送ります。

「海」や、ルール上「海」として扱われる「传说之都 亚特兰蒂斯」などのカードを発動した場合、これらのカードをフィールドに置いてカードの発動を行った時点で、フィールドにカード名が「海」であるカードが存在していることになります。したがって、このカードの発動に対する他の効果のチェーンを確認する前に、「海龙神-利维坦」の効果によってモンスターを墓地へ送ることになります。

「海」として扱われる効果を持つ「忘却的海底神殿」「潜海奇袭II」については上記のカードとは異なります。これらのカードについてはカードを発動した時点ではなく、カードの発動のチェーンブロックの処理の時点以降、カード名を「海」として扱う効果が適用されます。したがって、その処理の時点で「海龙神-利维坦」の効果によってモンスターを墓地へ送ることになります。

『フィールドは「海」になる』永続効果を持つ「海神的巫女」についても「忘却的海底神殿」「潜海奇袭II」と同様に、この永続効果が適用された時点で「海龙神-利维坦」の効果によってモンスターを墓地へ送ることになります。（なお、この効果は「海神的巫女」が「海」として扱われる効果ではなく、フィールドに「海」が存在する状況として扱われるようになる効果です。）

自分が「强欲而谦虚之壶」を発動したターンであっても、「忘却的海底神殿」のカードの発動を行う事はできます。

また、自分が「强欲而谦虚之壶」を発動したターンであっても、「忘却的海底神殿」の『１ターンに１度、自分フィールド上のレベル４以下の魚族・海竜族・水族モンスター１体を選択してゲームから除外できる』効果を発動する事はできます。

なお、『自分のエンドフェイズ時、この効果で除外したモンスターを特殊召喚する』効果も発動し、チェーンブロックは作られますが、特殊召喚する処理を行う事はできません。（除外したモンスターは除外されたままとなります。）

「忘却的海底神殿」のフィールド上に存在する限り「海」として扱われる効果が、「王宫的通告」等の効果によって無効化される場合、「忘却的海底神殿」のカード名は「海」として扱われなくなります。

１枚の「忘却的海底神殿」の『１ターンに１度、自分フィールド上のレベル４以下の魚族・海竜族・水族モンスター１体を選択してゲームから除外できる』効果を相手のターンと自分のターンでそれぞれ１度ずつ発動し、モンスターを除外している場合、その後の自分のエンドフェイズにて行われる『自分のエンドフェイズ時、この効果で除外したモンスターを特殊召喚する』効果の処理の際に、その２体のモンスターが同時に特殊召喚される事になります。

なお、その際にモンスターゾーンの空きが１つのみになっていた場合には、「忘却的海底神殿」の効果を発動したプレイヤーが任意に選んだ１体を特殊召喚し、残りは墓地へと送られる事になります。

コントロールを得た相手モンスターを「忘却的海底神殿」の効果によって除外した場合、自分フィールドから除外された相手モンスターはその後の自分のエンドフェイズ時に、「忘却的海底神殿」の効果よって自分フィールド上に特殊召喚されます。

「科达路斯」等の効果を発動する際に、「传说之都 亚特兰蒂斯」と「忘却的海底神殿」が表側表示で存在する場合、どちらか1枚のみを墓地へ送って、効果を発動する事ができます。