百鸽

発動できません。

「超越融合」の効果で融合召喚を行う際に融合素材として使用された「捕食植物 蛇瓶草眼镜蛇」と「捕食植物 蜂兰蝎」が自分の墓地に揃っていたとしても、墓地のモンスターはフィールドのモンスターとして扱われませんので、「凶饿毒融合龙」の融合素材である『トークン以外のフィールドの闇属性モンスター×２』の一組が揃っていることにはなりません。

以下のモンスターの場合も同様です。
「召唤兽 埃律西昂」
「铁驱龙 迅妖龙」
「于贝尔-永远之爱的守护者」

ダメージ計算時にはまず、「亡灵拷问巨人」の②の効果が発動し、その処理を行うことになります。

その後、ダメージ計算を行います。ダメージ計算に関する複数の効果が適用されている状況では、以下の順に効果を考慮してダメージを決定します。

01：倍の戦闘ダメージを与える
02：戦闘ダメージはお互いに受ける
03：自分への戦闘ダメージは相手も受ける、戦闘ダメージは代わりに自分／相手が受ける
04：戦闘ダメージは効果ダメージとして扱う
05：戦闘ダメージの数値分だけLPを回復する
06：戦闘ダメージは０になる
07：戦闘ダメージは半分になる
08：戦闘ダメージは倍になる
09：戦闘ダメージは○○○（一定の値）になる
10：○○○以上／以下の戦闘ダメージを受けない

「噩梦之苦痛」の③の『自分の「于贝尔」モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける』効果は上記の03であり、「于贝尔-永远之爱的守护者」の②の『このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは０になる』効果は06です。したがって、自分が受けるはずの３０００の戦闘ダメージは相手が受けることになります。

「凶饿毒融合龙」はエクストラデッキに戻ります。

この場合、その融合素材として使用された闇属性モンスター２体が自分の墓地に揃っていたとしても、墓地のモンスターはフィールドのモンスターとして扱われませんので、「凶饿毒融合龙」の融合素材である『トークン以外のフィールドの闇属性モンスター×２』の一組が揃っていることにはなりません。

したがって、『その後、エクストラデッキに戻したそのモンスターのモンスター召喚に使用したモンスター素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を自分フィールドに特殊召喚できる』処理を行うことはできません。

融合召喚された以下の融合モンスターが「融合解除」の効果によってエクストラデッキに戻った場合でも、『その後、EXデッキに戻したそのモンスターの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を自分フィールドに特殊召喚できる』処理を行うことはできません。
「召唤兽 埃律西昂」
「捕食植物 穗叶藤三尖狱花神」
「铁驱龙 迅妖龙」
「于贝尔-永远之爱的守护者」