百鸽

「十二阵·签订」の『自分フィールドの攻撃力が一番高い獣戦士族モンスター以外の自分の獣戦士族モンスターを相手は攻撃対象に選択できない』効果は、「十二阵·签订」を発動しているプレイヤーのモンスターゾーンに表側表示で存在する獣戦士族モンスターの中で最も攻撃力が高いモンスター以外を攻撃対象に選択できなくなる効果です。

質問の状況のように、相手のモンスターゾーンにより攻撃力が高い獣戦士族モンスターが存在するかどうかによって、「十二阵·签订」の効果の適用には影響しません。

したがって、質問の状況の場合、「十二兽 兔铳」は『自分フィールドの攻撃力が一番高い獣戦士族モンスター』にあたる状態となりますので、相手は攻撃対象に選択する事ができます。

質問の状況の場合、「十二兽 牛犄」は「十二兽 兔铳」をエクシーズ素材として持っていますので、『①：このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二兽」モンスターのそれぞれの数値分アップする』モンスター効果によって、攻撃力800・守備力800の状態です。

モンスター効果を発動する際に、コストとしてエクシーズ素材は取り除かれ、結果的に攻撃力は0になりますが、モンスター効果の発動を宣言する時点では攻撃力が0のモンスターではありませんので、「勇猛眼灵摆龙」のモンスター効果によって発動した「十二兽 牛犄」のモンスター効果が無効化される事はありません。

「魁炎星王-宋虎」も元々の種族が獣戦士族のエクシーズモンスターとなりますので、「十二兽 兔铳」と「十二兽 羊冲」をエクシーズ素材としているのであれば、それぞれの『●』の効果を得る事になります。

「十二兽 鼠骑」がエクシーズ素材となっている事によって得ている『●』の効果は、そのエクシーズモンスターが持つ効果として扱われます。質問の状況の場合、「十二兽 牛犄」がモンスター効果を発動していますので、その「十二兽 牛犄」の上に重ねてエクシーズ召喚された「十二兽 龙枪」は、新たに「十二兽 鼠骑」がエクシーズ素材となっている事によって『●』の効果を得る事になります。

したがって、この場合、「十二兽 龙枪」は、「十二兽 鼠骑」がエクシーズ素材となっている事によって得ている『●』の効果を発動する事がきます。

質問の状況のように、「十二兽的会局」の効果によって破壊する対象して選択した表側表示のモンスターが、チェーンして発動した「月之书」の効果によって裏側守備表示になっている場合でも、『そのカードを破壊し』の処理は通常通り適用され、『デッキから「十二兽」モンスター１体を特殊召喚する』処理も適用されます。