百鸽

コントロールを得ている元々の持ち主が相手のモンスターが自分のモンスターゾーンで戦闘・効果で破壊された場合でも、『自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合』にあたりますので、「炼装反击」を発動する事ができます。

質問の状況の場合、自分の手札及び、自分のモンスターゾーンに表側表示で存在するモンスターの中に炎属性モンスターが「真龙皇 阿耆尼马兹德·消灭」のみとなっています。

この場合、破壊できる炎属性モンスターが存在しませんので、『炎属性モンスターを含むモンスター２体を破壊し』の処理を行う事ができず、「真龙皇 阿耆尼马兹德·消灭」のモンスター効果は適用されません。（その「真龙皇 阿耆尼马兹德·消灭」は手札に残ります。また、モンスターゾーンの「灰篮鹰」も破壊される事はありません。）

質問の状況の場合、どちらの効果もダメージステップ終了時に発動する効果となりますので、ターンプレイヤーから順にチェーンにて効果を発動し、処理を行う事になります。

●「使破坏剑的高手-破坏之剑士」の効果がチェーン1、「灰篮鹰」の効果がチェーン2となる場合
「灰篮鹰」の効果によって、相手の墓地の「灰篮鹰」が装備カードとして装備されます。（「灰篮鹰」は相手の魔法＆罠ゾーンのカードとして扱われます。）
「使破坏剑的高手-破坏之剑士」は、『②：このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される』効果によってコントロールが相手へと移ります。
自分の「使破坏剑的高手-破坏之剑士」の効果は、対象のモンスターが墓地に存在しなくなっていますので、適用されません。

●「灰篮鹰」の効果がチェーン1、「使破坏剑的高手-破坏之剑士」の効果がチェーン2となる場合
自分の「使破坏剑的高手-破坏之剑士」の効果によって、相手の墓地の「灰篮鹰」が装備カードとして装備されます。（「灰篮鹰」は相手の魔法＆罠ゾーンのカードとして扱われます。）
相手の「灰篮鹰」の効果は適用されず、「灰篮鹰」の効果によって装備もされていませんので、「使破坏剑的高手-破坏之剑士」のコントロールが相手に移る事もありません。

「灰篮短吻鳄」等が「旋风」によって破壊され、『このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される』処理が適用される場合、その装備モンスターは元々の持ち主にコントロールが戻る前に破壊される事になります。

「灰篮短吻鳄」等が戦闘によって破壊された場合、戦闘を行ったモンスター以外のモンスターであっても、相手のモンスターゾーンに表側表示で存在するモンスターであれば、装備する対象として選択し、『このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する』効果を発動する事ができます。

「灰篮短吻鳄」等が装備されているモンスターが、その後に発動した「禁忌的圣枪」の効果によって、魔法カードの効果を受け無くなった場合、そのモンスターのコントロールは元に戻りますが、「灰篮短吻鳄」等は装備されたままとなります。

なお、「禁忌的圣枪」の適用がなくなった際に、「灰篮短吻鳄」等が装備されたままなのであれば、『②：このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。』効果によって再びコントロールを得る事になります。

「灰篮短吻鳄」等の装備する対象となったモンスターが、魔法カードの効果を受けない場合でも、装備する処理は通常通り適用されます。

装備された際に適用される「灰篮短吻鳄」等の『②：このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される』効果は、「禁忌的圣枪」の効果が適用されている間は受けない状態となりますが、「禁忌的圣枪」の効果の適用がなくなった際には、通常通り適用される事になります。

「灰篮短吻鳄」等の装備する対象となった「入魔死神 塔那托斯」が、モンスターの効果を受けない場合でも、装備する処理は通常通り適用されます。

装備された際に適用される「灰篮短吻鳄」等の『②：このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される』効果は、モンスターの効果ではなく、魔法カードの効果として扱われますので、「入魔死神 塔那托斯」はその効果を通常通り受ける事になります。

「灰篮短吻鳄」等の装備する対象となったモンスターが裏側守備表示になっている場合には、装備する処理を適用する事ができません。

「灰篮短吻鳄」等は墓地に残ったままとなります。

「灰篮短吻鳄」等を装備しているモンスターが、その後に発動した「月之书」の効果によって裏側守備表示になった場合、そのモンスターは装備カードを装備する事ができない状態となりますので、その「灰篮短吻鳄」が破壊されます。

なお、その際には、「灰篮短吻鳄」等の効果の対象から外れていますので、『このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される』処理によって破壊される事はありません。
また、『装備モンスターのコントロールを得る』効果の適用はなくなりますが、その際にモンスターのコントロールが元々の持ち主に戻る事はありません。（「月之书」が適用され裏側守備表示になった際のプレイヤーのモンスターゾーンにそのまま残る事になります。）

「灰篮短吻鳄」等の装備する対象となったモンスターのコントロールが効果処理時に、「灰篮短吻鳄」等の効果を発動したプレイヤーのモンスターゾーンに移っている場合には、装備する処理を適用する事ができません。

「灰篮短吻鳄」等は墓地に残ったままとなります。

できません。

相手の「植物狮子」を対象として、「灰篮短吻鳄」等の効果を発動し、装備させる事はできます。

その場合、相手の「植物狮子」のコントロールを得る事はできませんが、『このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される』効果は適用される事になります。

なお、「灰篮短吻鳄」等が装備された後、「植物狮子」の効果が「技能抽取」で無効になった場合には、「灰篮短吻鳄」等の効果が適用されている状態ですので、コントロールを得る事になります。

質問の状況の場合、相手のモンスターゾーンに存在する「心钥妖精」は、相手の「睡巨人 咕咚」のモンスター効果によってズシンカウンターが置かれていますが、手札の「睡巨人 咕咚」を特殊召喚する際にリリースするモンスターは、ズシンカウンターが合計10個置かれた自分のモンスターゾーンに存在するモンスターなのであれば、相手の「睡巨人 咕咚」のモンスター効果によって置かれているズシンカウンターであっても構いません。

したがって、質問の状況の場合、自分は手札の「睡巨人 咕咚」を特殊召喚する事ができます。