百鸽

「云魔物-酸云」の効果が無効化された場合でも、その「云魔物-酸云」に置かれているフォッグカウンターは取り除かれません。フォッグカウンターが自身の効果で置かれている場合でも、他のカードの効果によって置かれている場合でも同様です。

効果が無効化されたことによって置かれたカウンターが取り除かれるかどうかは、カウンターの種類によって異なります。以下のカウンターはフォッグカウンターと同様に、モンスターの効果が無効化されても取り除かれないカウンターです（カード名はそのカウンターを置くカードの一例です）。

●捕食カウンター(「捕食植物 犀角龙」)
●ヴェネミーカウンター(「凶饿蛊死灭龙」)
●シグナルカウンター(「信号战士」)
●アイスカウンター(「冰寒魔法师」)
●楔カウンター(「黑羽-铠翼鸦」)
●ストリングカウンター(「No.40 机关傀儡-天堂弦乐手」)
●鱗粉カウンター(「侵蚀鳞粉」)
●警邏カウンター(「魔界的警逻课 死亡警察」)
●方界カウンター(「方界胤 毗贾姆」)
●幻覚カウンター(「No.2 蚊学忍者 影蚊」)
●燃焼カウンター(「健美操妖精Ξ」)
●ヴェノムカウンター(「蛇毒魔双蛇」)
●Aカウンター(「「A」细胞增殖装置」)
●ガードカウンター(「卡片守卫」)

質問の状況の場合、攻撃モンスターである相手の「入魔雷神鸟」がフィールドに存在しなくなっていますので、『デッキから「方界胤 毗贾姆」１体を特殊召喚し』の処理は適用されますが、『攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う』処理は適用されません。
（ダメージステップには進まず、戦闘ダメージ計算も行われません。）

墓地の「方界降世」の効果を発動した場合、『自分の手札・デッキ・墓地から「方界胤 毗贾姆」１体を選んで特殊召喚する』処理を行った後に、『さらに「方界胤 毗贾姆」を２体まで選んで特殊召喚できる』処理を行うかどうかを選ぶ事ができます。

『自分の手札・デッキ・墓地から「方界胤 毗贾姆」１体を選んで特殊召喚する』処理のみを行った場合には、相手プレイヤーが「增殖的G」の効果によってドローするカードの枚数は1枚となります。

なお、『自分の手札・デッキ・墓地から「方界胤 毗贾姆」１体を選んで特殊召喚する』処理に加え、『さらに「方界胤 毗贾姆」を２体まで選んで特殊召喚できる』処理を行った場合には、相手プレイヤーが「增殖的G」の効果によってドローするカードの枚数は2枚となります。

自身のモンスター効果によって自分の魔法＆罠ゾーンに表側表示で置かれている「方界胤 毗贾姆」は、永続魔法カードとして扱われています。

したがって、『このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる』方法によって、自分の魔法＆罠ゾーンに表側表示で存在する永続魔法カード扱いの「方界胤 毗贾姆」をリリースして「真龙战士 点火烈·炽热」をアドバンス召喚する事ができます。

質問の状況の場合、「水晶龙」は攻撃宣言は行っていますが、攻撃宣言を行った時点では、その「水晶龙」は戦闘を行った扱いにはならず、そのバトルステップに「水晶龙」のモンスター効果を発動する事はできません。

（この場合、ダメージステップに入り、「方界胤 毗贾姆」との戦闘が行われた後、バトルステップに戻った以降に「水晶龙」のモンスター効果が発動できるようになります。）

自分のモンスターゾーンに「方界」と名のついたモンスターが存在しない場合でも、「方界业」のカードの発動を行う事はできます。

その場合、対象となるモンスターが存在していませんので、『①：このカードの発動時に、「方界胤 毗贾姆」以外の自分フィールドの「方界」モンスター１体を対象にできる。その場合、手札・デッキから「方界胤 毗贾姆」を任意の枚数墓地へ送る。その後、対象のモンスターの攻撃力は、この効果で墓地へ送ったモンスターの数×８００アップする』効果を適用する事はできず、対象を取らない効果として「方界业」のカードの発動のみが行われる事になります。

なお、その場合でも、『②：相手ターンに「方界」モンスターの効果で「方界胤 毗贾姆」が特殊召喚された場合に発動する。このカードを墓地へ送り、相手のLPを半分にする』効果は発動する事ができ、その後に墓地へ送られていれば、『③：墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「方界」モンスター１体を手札に加える』効果を自分メインフェイズに発動する事もできます。

「岔子」の効果が適用されている場合でも、「方界兽 利刃之迦楼迪亚」が戦闘でモンスターを破壊したのであれば、そのモンスター効果を発動する事はできます。

その場合、『このカードを墓地へ送り、対象のモンスターを特殊召喚する』処理は通常通り適用されますが、『その後、デッキから「方界超兽 破坏之乾闼尔」１体を手札に加える事ができる』処理を適用する事はできません。
（対象とした墓地の「方界胤 毗贾姆」を特殊召喚する処理にて処理が完了した扱いとなります。）

質問の状況の場合、「技能抽取」の効果によって、「方界胤 毗贾姆」の『①：このカードは戦闘では破壊されない』モンスター効果も無効化されていますので、戦闘で破壊された「方界胤 毗贾姆」は墓地へ送られる事になります。

その場合、「方界胤 毗贾姆」の『このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる』モンスター効果を発動する事はできません。

「方界胤 毗贾姆」のモンスター効果の『モンスターゾーンのこのカードを永続魔法カード扱いとして自分の魔法＆罠ゾーンに表側表示で置き』の処理は、魔法カードの発動が行われる扱いではありません。

「魔封的芳香」の効果が適用されている場合でも、「方界胤 毗贾姆」のモンスター効果を通常通り発動し、処理を行う事ができます。

方界カウンターはモンスター1体につき1つのみ置く事ができるカウンターではありません。

例えば、「方界胤 毗贾姆」のモンスター効果によって方界カウンターが置かれているモンスターに、「方界波动」の『②：自分の墓地から、このカードと「方界」モンスターを任意の数だけ除外し、除外した「方界」モンスターの数だけ相手フィールドの表側表示モンスターを対象として発動できる。そのモンスターに方界カウンターを１つずつ置く。方界カウンターが置かれたモンスターは攻撃できず、効果は無効化される』効果によって、さらに方界カウンターを置く事もできます。

質問の状況の場合、ターンプレイヤーである自分の「方界胤 毗贾姆」のモンスター効果がチェーン1、相手プレイヤーの「方界胤 毗贾姆」のモンスター効果がチェーン2として発動する事になります。

その場合、相手の「方界胤 毗贾姆」は永続魔法カード扱いとして相手の魔法＆罠ゾーンに置かれ、自分の「方界胤 毗贾姆」に方界カウンターが置かれます。
方界カウンターが置かれた自分の「方界胤 毗贾姆」はモンスター効果が無効化されますので、効果処理は適用されず、そのままモンスターゾーンに残る事になります。

既に方界カウンターが置かれているモンスターが、その後に「No.81 超重型炮塔列车 优越多拉炮」のモンスター効果が適用され、他のカードの効果を受けなくなった場合でも、『方界カウンターが置かれたモンスターは攻撃できず、効果は無効化される』効果は適用されたままとなり、置かれている方界カウンターが取り除かれる事もありません。

なお、「No.81 超重型炮塔列车 优越多拉炮」のモンスター効果が既に適用され、他のカードの効果を受けない状態のモンスターに「方界胤 毗贾姆」の『②：このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。モンスターゾーンのこのカードを永続魔法カード扱いとして自分の魔法＆罠ゾーンに表側表示で置き、その相手モンスターに方界カウンターを１つ置く。方界カウンターが置かれたモンスターは攻撃できず、効果は無効化される』モンスター効果が適用される場合、そのモンスターには方界カウンターは置かれず、攻撃は通常通り行える状態のままとなり、効果が無効化される事もありません。

自分の手札やデッキに「方界胤 毗贾姆」が1体もない場合でも、「方界业」のカードの発動を行う事はできます。

その場合、『①：このカードの発動時に、「方界胤 毗贾姆」以外の自分フィールドの「方界」モンスター１体を対象にできる。その場合、手札・デッキから「方界胤 毗贾姆」を任意の枚数墓地へ送る。その後、対象のモンスターの攻撃力は、この効果で墓地へ送ったモンスターの数×８００アップする』効果を発動する事はできず、対象を取らない効果として「方界业」のカードの発動のみが行われる事になります。

なお、その場合でも、『②：相手ターンに「方界」モンスターの効果で「方界胤 毗贾姆」が特殊召喚された場合に発動する。このカードを墓地へ送り、相手のLPを半分にする』効果は発動する事ができ、その後に墓地へ送られていれば、『③：墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「方界」モンスター１体を手札に加える』効果を自分メインフェイズに発動する事もできます。

「大宇宙」の効果が適用されている場合でも、「方界」と名のついたモンスターを対象として「方界业」を発動する事はできます。

その場合、『その場合、手札・デッキから「方界胤 毗贾姆」を任意の枚数墓地へ送る』処理によって「方界胤 毗贾姆」は墓地へは送られず、除外される事になり、『その後、対象のモンスターの攻撃力は、この効果で墓地へ送ったモンスターの数×８００アップする』処理も適用されません。
（「方界业」のカードの発動にチェーンして「大宇宙」が発動した場合も同様の処理となります。）

「方界」と名のついたモンスターを対象として発動した「方界业」の効果処理時に、対象のモンスターが裏側守備表示になっている場合でも『その場合、手札・デッキから「方界胤 毗贾姆」を任意の枚数墓地へ送る』処理は通常通り適用されます。

対象のモンスターが裏側守備表示になっていますので、『その後、対象のモンスターの攻撃力は、この効果で墓地へ送ったモンスターの数×８００アップする』処理は適用されません。

質問の状況の場合、「方界帝 疾风之盖伊罗」は、「方界业」の効果が既に適用され、攻撃力が1600アップしていますので、その適用後に「方界业」が破壊された場合でも、アップした攻撃力は適用されたままとなります。

「方界」と名のついたモンスターを対象として発動した「方界业」の効果処理時に、効果を発動した「方界业」自身がカードの効果によって破壊されている場合、『その場合、手札・デッキから「方界胤 毗贾姆」を任意の枚数墓地へ送る』処理は適用されず、『その後、対象のモンスターの攻撃力は、この効果で墓地へ送ったモンスターの数×８００アップする』処理も適用されません。

『方界カウンターが置かれたモンスターは攻撃できず、効果は無効化される』効果は、「方界胤 毗贾姆」のモンスター効果等によって方界カウンターがモンスターに置かれている間のみ適用される効果となります。

したがって、「指示物吸除器」の効果によって方界カウンターが取り除かれたのであれば、そのモンスターは攻撃を行えるようになり、効果も無効化されていない状態に戻ります。

質問の状況の場合、チェーンして発動した「虚无空间」の『①：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない』効果が適用され、特殊召喚を行う事ができませんので、効果を発動した「方界胤 毗贾姆」は永続魔法カード扱いのまま魔法＆罠ゾーンに残る事になります。

質問の状況のように、自身のモンスター効果によって魔法＆罠ゾーンに置かれている「方界胤 毗贾姆」も永続魔法カードとして扱われていますので、「娱乐伙伴 天空魔术家」のモンスター効果の対象として選択する事ができます。
（通常通り、持ち主の手札に戻り、『その後、手札から「魔术师」永続魔法カード１枚を発動できる』処理も適用する事ができます。）

質問の状況の場合、「方界帝 疾风之盖伊罗」は、「方界业」の効果が既に適用され、攻撃力が1600アップしていますので、その適用後に「方界业」の効果が「沉默剑士 LV7」のモンスター効果によって無効化された場合でも、アップした攻撃力は適用されたままとなります。

「方界波动」を発動する際に、対象として、攻撃力0のモンスターを選択する事はできます。

『自分フィールドの「方界」モンスター１体』として、攻撃力が0のモンスターを選択した場合でも、『その自分のモンスターの攻撃力を倍にし、その相手のモンスターの攻撃力を半分にする』処理は通常通り適用されます。
（質問の状況の場合、結果的に自分の「方界胤 毗贾姆」の攻撃力は0のままですが、相手の「水晶龙」の攻撃力は半分の1250になります。）

また、『相手フィールドの表側表示モンスター１体』として、攻撃力が0のモンスターを選択した場合でも、『その自分のモンスターの攻撃力を倍にし、その相手のモンスターの攻撃力を半分にする』処理は通常通り適用されます。
（質問の状況の場合、結果的に相手の「方界胤 毗贾姆」の攻撃力は0のままですが、自分の「暗黑方界神 深红之挪婆」の攻撃力は倍の6000になります。）

方界カウンターが置かれている「积木人」は、自身をリリースしてモンスター効果を発動する事はできます。

方界カウンターの効果によってモンスターの効果が無効化されるのは、方界カウンターが置かれている間のみとなりますので、方界カウンターが置かれている「积木人」がリリースされ、フィールドを離れた時点で方界カウンターも取り除かれる事になります。

したがって、「积木人」の『このカードが自分フィールドに表側表示で存在した自分ターンの数と同じ数だけ、自分フィールドに「积木衍生物」（岩石族・地・星４・攻１０００／守１５００）を守備表示で特殊召喚する』モンスター効果は無効化されず、通常通り処理が行われます。

質問の状況の場合、「方界胤 毗贾姆」は永続魔法カードとして扱われていますので、「旋风」の効果で破壊された場合でも、表側表示の「方界」と名のついたモンスターがフィールドを離れた扱いにはなりません。

したがって、墓地の「方界合神」の効果を発動する事はできません。

質問の状況の場合でも、「混沌幻影」は得ている「方界胤 毗贾姆」のモンスター効果を発動する事ができます。

その場合、「混沌幻影」は永続魔法カード扱いとして魔法＆罠ゾーンに表側表示で置かれる事になりますが、効果を得ていない状態となるため、ただちに「混沌幻影」のカード自体は墓地へ送られる事になります。

この場合でも、『その相手モンスターに方界カウンターを１つ置く』処理は適用されますので、『方界カウンターが置かれたモンスターは攻撃できず、効果は無効化される』処理も適用される事になります。
（「混沌幻影」がただちに墓地へ送られた事で方界カウンターが取り除かれたり、攻撃が行えるようにはなりません。その後も方界カウンターが置かれた事によって適用された効果は適用されたままとなります。）

質問の状況の場合、モンスターは相手の墓地へ送られていますが、自分の墓地へは送られていませんので、自分はコントロールを得た「流星方界器 天尘」の『このカードの攻撃力はターン終了時まで、自分の墓地のモンスターの種類×２００アップする』モンスター効果を発動する事はできません。

なお、相手がそのターンに「洗脑解除」を発動し、その「流星方界器 天尘」のコントロールが相手に戻っているのであれば、相手は「流星方界器 天尘」の『このカードの攻撃力はターン終了時まで、自分の墓地のモンスターの種類×２００アップする』モンスター効果を発動する事ができます。

質問の状況の場合、「并列之力」の『代わりに他の自分の魔法＆罠ゾーンのカード１枚を破壊できる』効果を適用する事ができます。

自身のモンスター効果によって永続魔法カード扱いとなっている「方界胤 毗贾姆」は、魔法＆罠ゾーンのカードとして扱われていますので、「并列之力」の効果で代わりに破壊する事ができます。