百鸽

モンスターゾーンの「复仇死者·归来者」と「复仇死者·地狱犬」をリリースして、「归魂复仇死者·屠魔侠」を儀式召喚した場合には、『●１ターンに１度、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる』効果と、『●１ターンに１度、相手フィールドの魔法・罠カード１枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる』効果を、それぞれ得る事になります。

モンスターゾーンの「复仇死者·地狱犬」をリリースして儀式召喚されている「归魂复仇死者·屠魔侠」が、その後に「月之书」の効果によって裏側守備表示になった場合には、『そのカードを除外する』効果は得ていない状態となります。
（その後再び表側表示に戻ったとしても、効果を得ている状態には戻りません。）

質問の状況の場合、レベル7の「复仇死者·混骸鬼」を儀式召喚するために「复仇死者的续魂再结」を発動するのであれば、除外されている「复仇死者·地狱犬」、「复仇死者·斯特里克斯」、「复仇死者之核」、「复仇死者·阿尼玛」を全て特殊召喚しなければ、「复仇死者的续魂再结」の効果処理によって「复仇死者·混骸鬼」を儀式召喚する事はできません。

相手の「扰乱三人组」の効果で3体の「扰乱衍生物」が自分のメインモンスターゾーンに特殊召喚された事によって、自分は手札の「复仇死者·混骸鬼」と同じレベルになるようにモンスターを特殊召喚する事ができない状態となっていますので、この場合、「复仇死者的续魂再结」の効果処理は適用されません。
（『儀式召喚する手札の「复仇死者」儀式モンスター１体を相手に見せる』処理、『レベルの合計が見せた儀式モンスターのレベルと同じになるように、除外されている自分の「复仇死者」モンスターを任意の数だけ選び、裏側守備表示で特殊召喚する（同名カードは１枚まで）』処理も含めた、全ての処理が適用されません。）

「归魂复仇死者的诞生」は儀式魔法の手順として、自分の手札または自分の墓地に存在する「复仇死者」と名のついた儀式モンスター１体を選び、そのモンスターのレベルの合計と同じになるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分の墓地のアンデット族モンスターを除外して、儀式召喚を行います。

リリースまたは除外するモンスターを儀式召喚するモンスターのレベルの合計以上になるように選んでから、リリースまたは除外する処理を行います。

したがって、手札の「复仇死者·地狱犬」をリリースするモンスターとして選び、そのリリースし墓地へ送られた「复仇死者·地狱犬」を同一の儀式召喚でさらに墓地から除外するという事はできません。