百鸽

「大宇宙」の効果が適用されている場合でも、手札の「奇异果魔术少女」のモンスター効果を発動する事はできます。

その場合、発動する際に手札から捨てた「奇异果魔术少女」自身は墓地へは送られず除外されますが、攻撃力・守備力がアップする処理は通常通り適用されます。質問の状況の場合であれば、『お互いのフィールド・墓地の「魔术少女」モンスターの種類』は2種類となりますので、「黑魔术少女」と「苹果魔术少女」の攻撃力・守備力はそれぞれ600アップする事になります。

質問の状況の場合、「苹果魔术少女」のモンスター効果によって特殊召喚された「巧克力魔术少女」は相手のモンスターの攻撃対象に選択された扱いとなりますので、その「巧克力魔术少女」のモンスター効果を発動し、攻撃対象をさらに移し替える事ができます。

「龙骑士 黑魔术少女」も、「魔术少女」と名のついたモンスターとなりますので、戦闘・効果で破壊された「苹果魔术少女」のモンスター効果の対象として選択する事ができます。

その場合、対象となった「龙骑士 黑魔术少女」は手札ではなく、エクストラデッキに加える事になります。

戦闘・効果で破壊された「苹果魔术少女」のモンスター効果の対象として、効果を発動した「苹果魔术少女」自身を選択する事はできませんが、自分の墓地に同名カード（＝他の「苹果魔术少女」）が存在しているのであれば、その同名カードを対象に含める事はできます。

戦闘やカードの効果で破壊された「苹果魔术少女」のモンスター効果を発動する際に、自分の墓地の「魔术少女」と名のついたモンスター2体または3体を対象として発動した場合には、その効果処理時に、その内の1体が墓地に存在しなくなっているような場合でも、効果処理は適用され、残りのモンスターは手札に加える事になります。
（質問の状況の場合、「奇异果魔术少女」と「浆果魔术少女」は手札に加わる事になります。）

質問の状況の場合でも、「苹果魔术少女」が攻撃対象に選択されていますので、そのモンスター効果を発動する事はできます。

その場合、『手札からレベル５以下の魔法使い族モンスター１体を特殊召喚する』処理は適用されますが、「仁王立」の効果が適用されているため、『その後、攻撃対象をそのモンスターに移し替え、攻撃モンスターの攻撃力を半分にする』処理を適用する事はできません。

この場合、「苹果魔术少女」のモンスター効果は、『手札からレベル５以下の魔法使い族モンスター１体を特殊召喚する』処理にて完了した扱いとなり、戦闘の巻き戻しが発生します。
しかしながら、「仁王立」の効果が適用されていますので、相手は手札から特殊召喚された魔法使い族モンスターを攻撃する事はできず、その「苹果魔术少女」を攻撃するか、攻撃を取り止めるかを選ぶ事になります。

質問の状況の場合、「苹果魔术少女」のモンスター効果によって攻撃対象は手札から特殊召喚された「奇异果魔术少女」に変更されていますが、そのバトルステップ中に発動した「活死人的呼声」の効果で新たに「黑魔术少女」が特殊召喚された事により、戦闘の巻き戻しが発生します。

この場合、相手は攻撃を取り止める事もできますし、攻撃を続ける場合には、「苹果魔术少女」、「奇异果魔术少女」、「黑魔术少女」のいずれを攻撃対象として選び直す事もできます。