百鸽

戦闘ダメージを計算する際、以下の順番で効果を考慮してダメージを決定します。

01：倍の戦闘ダメージを与える
02：戦闘ダメージはお互いに受ける
03：自分への戦闘ダメージは相手も受ける、戦闘ダメージは代わりに自分／相手が受ける
04：戦闘ダメージは効果ダメージとして扱う
05：戦闘ダメージの数値分だけLPを回復する
06：戦闘ダメージは０になる
07：戦闘ダメージは半分になる
08：戦闘ダメージは倍になる
09：戦闘ダメージは○○○（一定の値）になる
10：○○○以上／以下の戦闘ダメージを受けない
（ただし、06にて戦闘ダメージが０となった場合、それ以降の効果は適用しません。）

「娱乐法师 秋千魔术家」の効果は10、「娱乐法师 伤害杂耍人」の効果は06に該当します。したがって、先に「娱乐法师 伤害杂耍人」の効果が適用されます。（その戦闘ダメージは０になります。）

その後に、例えば自分が３０００の戦闘ダメージを受けることになった場合、「娱乐法师 秋千魔术家」の永続効果を考慮しても戦闘ダメージが発生しますので、その戦闘ダメージは通常通り受けることになります。

「娱乐法师 戏法小丑」が自分のモンスターゾーンに特殊召喚され、自分はダメージを受けず、相手が１０００ダメージを受けることになります。

一度エクシーズ召喚に成功した後に墓地へ送られている「娱乐法师 秋千魔术家」であれば、「娱乐法师 戏法小丑」の効果の対象に選択できます。

その場合、「娱乐法师 秋千魔术家」が特殊召喚され、自分は１０００ダメージを受けます。

質問の状況の場合、相手の「地缚神 乌鲁」の直接攻撃による3000の戦闘ダメージが、「心眼之祭殿」の効果が適用される事で、1000の数値として扱われます。

また、その1000のダメージは、「娱乐法师 秋千魔术家」の攻撃力の数値以下となりますので、『①：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けない』モンスター効果も適用される事になります。

つまり、この場合、自分が受ける戦闘ダメージは結果的に0となります。

質問の状況の場合、「传说的渔人三世」の効果によって倍になったダメージの数値が、「娱乐法师 秋千魔术家」の攻撃力以下なのであれば、結果的に「娱乐法师 秋千魔术家」の『①：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けない』効果で相手はダメージを受けない事になります。
（質問の例の場合は、「娱乐法师 高跷射手」の効果による2000ダメージが倍の4000になり、「娱乐法师 秋千魔术家」の攻撃力を上回りますので、「娱乐法师 秋千魔术家」の効果は適用されず、相手は4000のダメージを受ける事になります。）

なお、チェーン1の「死亡流星」の1000のダメージは、「娱乐法师 秋千魔术家」の攻撃力以下の数値ですので、相手は結果的に「死亡流星」の効果によるダメージを受けません。

「伤害瘦身」の効果が適用されている場合、自分が受ける全てのダメージは半分になりますので、その半分になった数値が、「娱乐法师 秋千魔术家」の攻撃力以下の数値になるのであれば、結果的に自分はダメージを受けません。

つまり、質問の状況の場合であれば、発動後に5回のスタンバイフェイズを経過した「波动加农炮」の効果によって5000のダメージを受けるような場合でも、「伤害瘦身」の効果によって、ダメージが半分の2500となり、「娱乐法师 秋千魔术家」の攻撃力以下の数値となるため、結果的に自分はダメージを受けません。

「娱乐法师 秋千魔术家」自身が効果で破壊される場合には、『①：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けない』効果は適用されません。

したがって、質問の状況の場合、お互いのプレイヤーは通常通り「破坏指轮」の効果によって、1000のダメージを受ける事になります。

「虹之生命」の効果が適用されているターン、自分が受けるダメージは代わりに回復する効果となり、ダメージを受ける効果処理が行われませんので、「娱乐法师 秋千魔术家」の効果は適用されません。

「娱乐法师 秋千魔术家」の効果はその発動した効果処理の際に対象のモンスターを破壊する効果ではありません。

したがって、「星尘龙」の効果をチェーンして発動する事はできません。

「娱乐法师 秋千魔术家」の『このターンそのモンスターは２回攻撃でき、バトルフェイズ終了時に破壊される』効果の処理時に、対象のモンスターが裏側守備表示になっている場合でも、効果処理は通常通り適用されます。

そのターンに表側表示に戻ったのであれば、バトルフェイズに2回攻撃を行う事ができます。

なお、そのターンに裏側守備表示のままバトルフェイズ終了時を迎えた場合や、そのターンに表側表示に戻った場合でも、『バトルフェイズ終了時に破壊される』処理は通常通り適用されます。

自身の効果を発動した「No.11 巨眼」は、そのターンに攻撃を行えなくなります。

したがって、質問の状況の場合、効果を発動した相手の「No.11 巨眼」を対象として、自分は「娱乐法师 秋千魔术家」の効果を発動する事はできません。

質問の状況の場合、「娱乐法师 秋千魔术家」の『①：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けない』モンスター効果が適用されていますので、自分はその攻撃力2500以下のダメージを受けない状態です。

この場合、相手の「娱乐伙伴 异色眼钢爪狼」と自分の「娱乐法师 秋千魔术家」が戦闘を行う事によって自分が受ける戦闘ダメージは結果的に0の状況となりますので、自分は「力量之壁」を発動する事はできません。

質問の状況の場合、自分はダメージを受けた扱いにはなりませんので、「娱乐决斗」の効果によってドローする事はできません。

「娱乐法师 秋千魔术家」の『①：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けない』効果は、実際にダメージを与える効果処理を行う際に適用され、そのダメージの数値が「娱乐法师 秋千魔术家」の攻撃力の数値以下であれば、結果的にそのダメージを受けない、という効果です。
（質問の状況であれば、相手の「魔法筒」の発動は『自分にダメージを与える魔法・罠・モンスターの効果が発動した』扱いとなります。）

したがって、相手の「魔法筒」の発動にチェーンして、自分は手札の「娱乐法师 火焰吞噬者」の効果を発動する事はできます。