百鸽

以下の順番で効果を考慮してダメージを決定します。なお、「青眼混沌极龙」は01、「脆刃之剑」は02、「混沌No.96 黑飙」「大日女之御巫」は03、「异色眼灵摆龙」は08に該当します。

01：倍の戦闘ダメージを与える
02：戦闘ダメージはお互いに受ける
03：自分への戦闘ダメージは相手も受ける、戦闘ダメージは代わりに自分／相手が受ける
04：戦闘ダメージは効果ダメージとして扱う
05：戦闘ダメージの数値分だけLPを回復する
06：戦闘ダメージは０になる
07：戦闘ダメージは半分になる
08：戦闘ダメージは倍になる
09：戦闘ダメージは○○○（一定の値）になる
10：○○○以上／以下の戦闘ダメージを受けない
（ただし、06にて戦闘ダメージが０となった場合、それ以降の効果は適用しません。）

具体的に、上記のダメージ計算は以下の結果になります。

（A）「大日女之御巫」の攻撃力分の戦闘ダメージを、相手は２回受けます。

（B）「青眼混沌极龙」の攻撃力より「大日女之御巫」の守備力の方が低い場合、その差分の倍の戦闘ダメージを「青眼混沌极龙」のコントローラーが２回受けます。「青眼混沌极龙」の攻撃力より「大日女之御巫」の守備力の方が高い場合、その差分のダメージを「青眼混沌极龙」のコントローラーが２回受けます。

（C）攻撃力の差分のダメージを、「混沌No.96 黑飙」のコントローラーが２回、「大日女之御巫」のコントローラーが１回受けます　（「混沌No.96 黑飙」「大日女之御巫」の効果によって相手にダメージを受けさせる場合、そのダメージに別の「混沌No.96 黑飙」「大日女之御巫」の効果は適用されません）。

（D）攻撃力の差分のダメージを、お互いに１回ずつ受けます　（「大日女之御巫」の効果で相手にダメージを受けさせる場合、そのダメージに別の「大日女之御巫」の効果は適用されません）。

（E）攻撃力の差分のダメージを、「异色眼灵摆龙」のコントローラーが２回受けます（「异色眼灵摆龙」から見て相手に戦闘ダメージが発生しないため、ダメージは倍になりません。）

なお、『このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける』効果を持つ以下のモンスターについても同様に03に該当します。
「亚马逊剑士」
「大薰风的球风」
「疾行机人 噗噗噔骷髅」
「No.92 伪骸神龙 心地心龙」

質問の状況の場合、攻撃力4000の「青眼混沌极龙」が、守備力2000の「电子界魔术师」を攻撃していますので、「青眼混沌极龙」の『②：このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える』モンスター効果によって、攻撃力と守備力の数値の差分の倍となる4000の戦闘ダメージが、「电子界魔术师」の『①：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が受ける全てのダメージは半分になる』モンスター効果の適用によって半分になりますので、最終的に自分が受ける事になる戦闘ダメージは2000となります。

「青眼混沌极龙」は『②：このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える』モンスター効果を持つモンスターです。

質問の状況の場合、自分の「青眼混沌极龙」の攻撃力4000と、相手の「岩石番兵」の守備力2000の差分の倍となる4000のダメージが、「动作魔法-最大U形转弯」の効果によってさらに倍となり、相手に与えられる事になります。
（この場合、結果的に相手に与えられるダメージは8000という事になります。）

「渊眼白龙」の『このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力と同じになる』モンスター効果の処理時に、対象としたモンスターが墓地に存在しなくなった場合、その効果処理は適用されません。

質問の状況の場合、「渊眼白龙」の攻撃力は0になります。

質問の状況の場合、「渊眼白龙」の『このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力と同じになる』モンスター効果は既に適用されていますので、そのモンスター効果を発動する際に対象として選択したモンスターが、効果適用後に墓地に存在しなくなった場合でも、「渊眼白龙」の攻撃力は自身のモンスター効果によって適用された攻撃力の数値（質問の状況の場合、4000）のままとなります。

質問の状況の場合、攻撃対象となった「马卡龙棉花糖」がダメージ計算前にリバースして表側守備表示になり、さらに適用されている「最终突击命令」の効果によって、「马卡龙棉花糖」は表側攻撃表示になります。

その状態で戦闘ダメージ計算が行われる事になりますので、「青眼混沌极龙」の『②：このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える』モンスター効果は適用されず、通常通りの戦闘ダメージ計算が行われます。

手札で発動した「渊眼白龙」のモンスター効果が適用される場合、その効果処理時に、自分の墓地に存在するドラゴン族モンスターの種類の数に応じて相手にダメージを与える事になります。

質問の状況の場合、自分の墓地のドラゴン族モンスターは「青眼亚白龙」と「青眼混沌极龙」の2種類となりますので、『自分の墓地のドラゴン族モンスターの種類×６００ダメージを相手に与える』処理によって与えるダメージは1200となります。

効果処理時に対象となったドラゴン族モンスターが裏側守備表示になっている場合でも、「龙之斗志」の効果は通常通り適用されます。

質問の状況の場合、このターンに特殊召喚されたモンスターが相手のモンスターゾーンに2体存在していますので、対象の「青眼混沌极龙」は通常の攻撃に加えて2回まで攻撃が行える状態になっています。

その後、そのターン中にその「青眼混沌极龙」が表側攻撃表示に戻ったのであれば、その適用された回数まで攻撃を行う事ができます。

質問の状況の場合、「青眼混沌极龙」に適用されていた「龙之斗志」の効果の適用はなくなります。

したがって、そのターンにその「青眼混沌极龙」が表側攻撃表示の状態に戻っていたとしても、通常の攻撃の1回しか攻撃を行う事はできません。

質問の状況の場合、攻撃力4000の「青眼混沌极龙」で、守備力1500の「隆隆隆石人」を攻撃していますので、その差分の2500の戦闘ダメージが「青眼混沌极龙」の『②：このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える』モンスター効果によって倍になりますが、「伤害瘦身」の効果によって、結果的に相手が受けるダメージは半分になります。

したがって、この状況で相手が受ける戦闘ダメージは2500になります。