百鸽

「智天之神星龙」のペンデュラム効果は、「智天之神星龙」自身のペンデュラムスケールを、デッキから選んだ「神数」と名のついたペンデュラムモンスター1体のペンデュラムスケールと同じにする効果です。

したがって、ペンデュラムスケールが既に同じである同名カード（＝「智天之神星龙」）は基本的に選ぶ事ができません。

ただし、「灵摆转动」の効果が適用され、「智天之神星龙」のペンデュラムスケールが5ではなくなっているのであれば、「智天之神星龙」のペンデュラム効果によって、デッキからエクストラデッキに表側表示で加えるカードとして、同名カード（＝「智天之神星龙」）を選ぶ事ができます。

質問の状況のように、自身のモンスター効果によって「节拍器地精灵」が直接攻撃を宣言したバトルステップに、自分のペンデュラムゾーンのカードのペンデュラムスケールの数が変化し、『Pスケールが同じ』状態でなくなった場合には、「节拍器地精灵」は自身のモンスター効果によって直接攻撃を行えなくなりますので、戦闘の巻き戻しが発生します。
（相手のモンスターゾーンに存在するモンスターを攻撃対象として選び直すか、攻撃を取り止めるかを選ぶ事になります。）

質問の状況の場合、「娱乐伙伴 合唱鹦鹉」は「灵摆转动」の効果によって、ペンデュラムスケールが4の状態になっています。

この状態にて自身のペンデュラム効果が適用される事になりますので、このターン、その「娱乐伙伴 合唱鹦鹉」のペンデュラムスケールは7になります。

質問の状況の場合、「娱乐伙伴 喇叭熊猫」のペンデュラムスケールは、「灵摆转动」の効果によって、ターン終了時までペンデュラムスケールが8の状態になります。

その次のターン「灵摆转动」の効果の適用がなくなった場合、「娱乐伙伴 喇叭熊猫」の効果によって上がっていたペンデュラムスケールが再び適用される事になりますので、ペンデュラムスケールは5になります。

質問の状況の場合、「共鸣的振动」を適用した際の対象のカードのペンデュラムスケール一組は「傅科魔炮石」の２と、「闪光之骑士」の７の状態でしたが、その後に「灵摆转动」の効果によって、「闪光之骑士」のペンデュラムスケールが４になっています。

この状況で相手のペンデュラムスケール一組を使用してペンデュラム召喚を行う場合、ペンデュラムスケール２と４でペンデュラム召喚する事になりますので、結果的にレベル３のペンデュラムモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する事になります。

「神数的辉迹」を発動するためには、『自分のPゾーンに「神数」カードが２枚存在し、１と７のPスケールが適用されている』事が必要です。

質問の状況の場合、自分のペンデュラムゾーンには「救影依-神数纳迦」と「绊影依-神数原核」があり、「神数」と名のついたカードが２枚存在していますが、「灵摆转动」の効果によって、ペンデュラムスケールが変化しており、適用されているペンデュラムスケールが１と４の状態です。

したがって、この場合には「神数的辉迹」を発動する事はできません。

「灵摆转动」の効果によって、ペンデュラムスケールが変化する事によって、自分のペンデュラムゾーンに「娱乐伙伴 灵摆魔术家」が２体存在する状況にて、「娱乐伙伴」と名のついたモンスターをペンデュラム召喚したのであれば、それぞれの「娱乐伙伴 灵摆魔术家」のペンデュラム効果がチェーンにて発動する事になります。
（結果的に、自分フィールドの「娱乐伙伴」と名のついたモンスターの攻撃力はターン終了時まで２０００アップする事になります。）

『②：もう片方の自分のPゾーンに「魔术师」カードまたは「异色眼」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは４になる』ペンデュラム効果によって、ペンデュラムスケールが4として扱われている「星读之魔术师」を対象に、ペンデュラムスケール10を宣言して「灵摆转动」を発動した場合、ペンデュラムスケールは10になります。

また、ペンデュラムスケールが1の「星读之魔术师」を対象に、ペンデュラムスケール10を宣言して「灵摆转动」が適用されているターン、もう片方の自分のペンデュラムゾーンのカードが破壊され、「魔术师」と名のついたカードまたは「异色眼」と名のついたカードが存在しなくなる場合でも、「灵摆转动」の効果が適用されている間は、ペンデュラムスケールは10のままです。
(その後、「灵摆转动」の効果の適用がなくなった場合には、「星读之魔术师」の『②：もう片方の自分のPゾーンに「魔术师」カードまたは「异色眼」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは４になる』効果によって、「星读之魔术师」のペンデュラムスケールは4になります。）

ペンデュラムスケールが１の「DD 魔导贤者 伽利莱」のペンデュラム効果の発動にチェーンして、「灵摆转动」を発動し、「DD 魔导贤者 伽利莱」のペンデュラムスケールが１０になった場合、『このカードのPスケールを２つ上げる（最大１０まで）』効果の処理が適用されませんので、『その後、』の処理によってモンスターが破壊される事はありません。
（その後に、「灵摆转动」の効果の適用がなくなった場合、「灵摆转动」の効果が適用される前のペンデュラムスケール、つまり、１に戻ります。）

また、ペンデュラムスケールが１の「DD 魔导贤者 伽利莱」のペンデュラム効果の発動にチェーンして、「灵摆转动」を発動し、「DD 魔导贤者 伽利莱」のペンデュラムスケールが８になった場合、『このカードのPスケールを２つ上げる（最大１０まで）』効果の処理が適用され、「DD 魔导贤者 伽利莱」のペンデュラムスケールが１０になります。『その後、』の処理も通常通り適用され、「DD」と名のついたモンスター以外の自分フィールドのレベル１０以下のモンスターが全て破壊される事になります。（その後に、「灵摆转动」の効果の適用がなくなった場合、「灵摆转动」の効果が適用される前のペンデュラムスケールの数に『このカードのPスケールを２つ上げる』効果によって上がった分を加えたペンデュラムスケールになります。つまり、この場合、ペンデュラムスケールは３になります。）

ペンデュラムゾーンのペンデュラムモンスターの効果が無効になった場合でも、「灵摆转动」の効果によって適用されたペンデュラムスケールはターン終了時まで適用されたままとなります。

質問の状況の場合、「疾行机人 超车滑翔骑手」のペンデュラムスケールは「灵摆转动」の効果によって既に1となっていますので、「疾行机人 超车滑翔骑手」のペンデュラム効果でさらにペンデュラムスケールを下げる事はできません。

したがって、質問の状況で、「疾行机人 超车滑翔骑手」のペンデュラム効果を発動する場合には、ペンデュラムスケールを上げる処理として適用する事になります。