百鸽

「共鸣的振动」の効果は、１ターンに１度行えるペンデュラム召喚を行う際に『そのカード２枚が相手のPゾーンに存在し、このターン自分がP召喚する場合、相手のPスケール一組でP召喚できる』ようにする効果です。

「共鸣的振动」の効果によってペンデュラム召喚が行われるわけではありません。
通常通り、ペンデュラム召喚する際にチェーンブロックは作られません。

自分のペンデュラムゾーンにカードがない場合でも、「共鸣的振动」を発動する事はできます。

その後、自分のペンデュラムゾーンにカードがない状態でペンデュラム召喚を行う場合、相手のペンデュラムスケール一組を使用しなければ、ペンデュラム召喚が行えない状態ですので、相手のペンデュラムスケール一組を使用して、エクストラデッキからモンスターをペンデュラム召喚する事になります。

自分のモンスターゾーンに空きがない場合でも、「共鸣的振动」を発動する事はできます。

その後、自分がペンデュラム召喚を行う際には、モンスターゾーンに空きがある状態である必要があります。

できません。

「共鸣的振动」はその効果処理によってペンデュラム召喚を行う効果ではありません。

質問の状況の場合、「共鸣的振动」を適用した際の対象のカードのペンデュラムスケール一組は「傅科魔炮石」の２と、「闪光之骑士」の７の状態でしたが、その後に「灵摆转动」の効果によって、「闪光之骑士」のペンデュラムスケールが４になっています。

この状況で相手のペンデュラムスケール一組を使用してペンデュラム召喚を行う場合、ペンデュラムスケール２と４でペンデュラム召喚する事になりますので、結果的にレベル３のペンデュラムモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する事になります。

質問の状況の場合、「共鸣的振动」の対象として選択した相手のペンデュラムゾーンのカード２枚のうち、１枚が存在しなくなっていますので、自分は、『このターン自分がP召喚する場合、相手のPスケール一組でP召喚できる』効果を適用する事はできません。

その場合でも、自分のペンデュラムゾーンにカードが2枚存在するのであれば、通常通りのペンデュラム召喚を行う事はできます。

「共鸣的振动」の効果の対象として選択された２枚のペンデュラムモンスターのペンデュラムスケールを使用する事はできますが、その選択した２枚のペンデュラムモンスターのペンデュラム効果を使用できるわけではありません。

したがって、質問の状況の場合、「机壳工具 丑恶」の９と、「机壳汇编器 不安定」の１を使用して、レベル２～８のペンデュラムモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する事になります。この時、「机壳」と名のついたモンスター以外をペンデュラム召喚できない、という事はありません。

「共鸣的振动」を発動し、相手のペンデュラムスケール一組でペンデュラム召喚を行う場合でも、その対象の２枚のペンデュラムモンスターは相手のペンデュラムゾーンに置かれたままです。

「共鸣的振动」の効果によってペンデュラムゾーンのカードのコントロールが移る事はありません。