百鸽

「神数的辉迹」を発動するためには、『自分のPゾーンに「神数」カードが２枚存在し、１と７のPスケールが適用されている』事が必要です。

質問の状況の場合、自分のペンデュラムゾーンには「救影依-神数纳迦」と「绊影依-神数原核」があり、「神数」と名のついたカードが２枚存在していますが、「灵摆转动」の効果によって、ペンデュラムスケールが変化しており、適用されているペンデュラムスケールが１と４の状態です。

したがって、この場合には「神数的辉迹」を発動する事はできません。

「神数的辉迹」の効果が適用された場合、自分のモンスターゾーンに表側表示で存在する「神数」と名のついたモンスターは影響を受けませんが、自分のモンスターゾーンのその他の表側表示モンスターや裏側守備表示のモンスターは全て持ち主のデッキに戻ります。

（裏側守備表示のモンスターが「神数」と名のついたモンスターだったとしても、裏側守備表示のモンスターはカード名が判別できない状態として扱われますので、持ち主のデッキに戻ります。）

「神数的辉迹」のカードの発動にチェーンして「旋风」が発動し、自分のペンデュラムゾーンに表側表示で存在する「神数」と名のついたペンデュラムモンスターが２枚存在しない状態になった場合でも、「神数的辉迹」のカードの発動は行われ、『自分フィールドに「神数」モンスター以外のモンスターが存在する場合、そのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す』処理も通常通り適用されます。

「神数的辉迹」のカードの発動にチェーンして「旋风」が発動し、「神数的辉迹」が破壊された場合には、『自分フィールドに「神数」モンスター以外のモンスターが存在する場合、そのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す』処理は適用されません。

質問の状況の場合、「僵尸带菌者」は『この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される』効果が適用されている状態ですので、「神数的辉迹」の効果が適用された場合、持ち主のデッキには戻らず、除外される事になります。

「神数的辉迹」の効果が適用されている場合、手札・エクストラデッキからの特殊召喚しか行えなくなります。（デッキ・墓地のモンスターや、除外されているモンスターを特殊召喚する事はできなくなります。

例えば、融合召喚・シンクロ召喚・エクシーズ召喚・ペンデュラム召喚は通常通り行う事ができます。
儀式召喚については手札から儀式モンスターを特殊召喚する場合は通常通り行えますが、「影灵衣的返魂术」の効果によって墓地の儀式モンスターを特殊召喚する事はできません。

「神数的辉迹」の効果が適用されている場合、手札とエクストラデッキからしかモンスターを特殊召喚する事はできません。

「地狱的暴走召唤」を発動する場合、自分が特殊召喚に成功した攻撃力１５００以下のモンスターの同名モンスターが手札にある場合のみ発動する事ができます。
（同名モンスターは手札からのみ特殊召喚され、デッキ・墓地からはモンスターを特殊召喚する事はできません。）

「雪暴雷鸟」の効果は、手札と墓地からモンスターをそれぞれ１体ずつ特殊召喚する効果となりますので、「神数的辉迹」の効果が適用されている場合には発動する事ができません。