百鸽

その場合でも、その「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等がダメージ計算前に破壊されることはありません。通常の戦闘と同じくダメージ計算を行い、「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等が戦闘で破壊されたのであればダメージステップ終了時に墓地へ送られます。

なお、その「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等が戦闘で破壊されなかった場合には、ダメージ計算後に自身の『②』の効果が適用されて破壊されることになります。

エンドフェイズの手札枚数の調整の際に手札から墓地へ送られた場合でも、その「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」の『③』のモンスター効果を発動する事はできます。
例えば、その処理によって「彼岸的恶鬼 齐里亚托」が特殊召喚に成功した際に、自分フィールドに「彼岸」と名のついたモンスター以外のモンスターが存在する場合には、『②』の効果がただちに適用され、「彼岸的恶鬼 齐里亚托」は破壊される事になりますが、その破壊された「彼岸的恶鬼 齐里亚托」の『③』のモンスター効果を発動する事はできません。

「冤枉」の効果が適用された場合、対象のカードと同名カードの効果を発動する事はできません。

質問の状況の場合、「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」の『①：自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する』効果はお互いに発動する事ができなくなります。
『②：自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される』効果はチェーンブロックの作られる効果ではありませんので、通常通り適用されます。
『③：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」以外の「彼岸」モンスター１体を特殊召喚する』効果は、お互いに発動する事ができなくなります。
（なお、対象に選択した「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」が墓地へ送られた場合、その「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」は対象のカードではなく、『対象のカードと同名カード』として扱われますので、結果的に効果を発動する事はできません。）

質問の状況の場合、「英雄假面」の効果処理によって、「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」のカード名は、デッキから墓地へ送られた「元素英雄」と名のついたモンスターと同じになり、「彼岸」と名のついたモンスターとして扱われなくなります。

したがって、「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」は自身の『②：自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される』効果によって破壊されます。

自身の『①：自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードは発動後、通常モンスター（爬虫類族・地・星４・攻１６００／守１８００）となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果によってモンスターカード扱いとなった「阿匹卜之化神」は引き続き罠カードとしても扱われる事となりますので、自分のモンスターゾーンにモンスターカード扱いの「阿匹卜之化神」が存在する場合、手札の「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等の効果を発動し、特殊召喚する事はできません。

質問の状況の場合、「虚无空间」の効果によって特殊召喚が行えない状態となりますので、効果を発動した「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等は手札に残ります。

質問の状況の場合、「扰乱衍生物」が存在する状態にて「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等が特殊召喚される事になりますので、特殊召喚された「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等は自身の『②：自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される』効果によって破壊される事になります。

また、「扰乱衍生物」が特殊召喚された事で、自分のモンスターゾーンに空きがなくなった場合には、「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等は特殊召喚されず墓地へ送られる事になります。

ペンデュラムゾーンに存在するペンデュラムモンスターは魔法カードとして扱われますので、魔法＆罠ゾーンやフィールドゾーンにカードが存在しなかったとしても、自分フィールドに魔法カードが存在している事になります。

したがって、質問の状況の場合、手札の「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等の効果を発動し、特殊召喚する事はできません。

質問の状況の場合、「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等の効果が発動した際に、自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない状態であったのであれば、その効果の発動にチェーンして手札から「旋风」を発動した場合でも、発動した「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等の効果は通常通り適用され、特殊召喚されます。

自分のモンスターゾーンに裏側守備表示のモンスターと、表側表示の「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等が存在する場合、『自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する』状況となりますので、「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等は自身の効果によって破壊される事になります。

自分のモンスターゾーンに「彼岸」と名のついたモンスター以外のモンスターが存在している場合でも、「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等を召喚する事はできます。

その場合、召喚された「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等は自身の『②：自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される』効果が適用され破壊される事になります。

質問の状況のように、「但丁」と名のついたモンスターの上に重ねて「永远的淑女 贝阿特丽切」をエクシーズ召喚する際に、手札から墓地へ送った「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」の効果を発動する事はできます。

その場合、その「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」の効果は、「永远的淑女 贝阿特丽切」がエクシーズ召喚に成功した時に発動する事になります。

「老千御法度」の効果が適用される場合、その発動のきっかけとなる手札から特殊召喚されたモンスター以外に、前のターンに手札から特殊召喚されているモンスターが存在する場合には、そのモンスターも含めて、『手札から特殊召喚された相手フィールドのモンスターを全て持ち主の手札に戻す』処理を適用する事になります。

したがって、質問の状況の場合、「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」と「彼岸的恶鬼 格拉菲亚卡内」の両方が持ち主の手札に戻る事になります。

質問の状況の場合、「魔犀族战士」の『①：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、「魔犀族战士」以外の自分フィールドの悪魔族モンスターは戦闘・効果では破壊されない』効果と、召喚された「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等の『②：自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される』効果がそれぞれ適用される事になります。

この場合、結果的に「魔犀族战士」の効果が適用されている間は、「彼岸的恶鬼 斯卡尔米利奥内」等は自身の効果によって破壊される事はありません。