百鸽

質問の状況の場合、「传说的渔人」の『②：このカードがモンスターゾーンに存在し、フィールドに「海」が存在する限り、このカードは攻撃対象にされない。（この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる。）』効果と、「指挥骑士」の『自分フィールド上に他のモンスターが存在する場合、相手は表側表示で存在するこのカードを攻撃対象に選択する事はできない』効果が適用されています。

「传说的渔人」はどちらも相手モンスターの攻撃対象にはならず、自分フィールドに他のモンスター（＝「传说的渔人」）が存在しているため、「指挥骑士」も攻撃対象とする事はできません。
したがって、この場合、モンスターに攻撃する事はできず、プレイヤーに直接攻撃する事もできません。
（「流星之弓-烨焰」を装備している等によってプレイヤーへの直接攻撃が行えるモンスターであれば、そのモンスターはプレイヤーへの直接攻撃が行えます。）

「娱乐伙伴 颠倒蛙」の『①：自分バトルフェイズに１度、自分フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターの表示形式を変更し、その攻撃力・守備力をターン終了時まで入れ替える』モンスター効果の対象となったモンスターが、裏側守備表示の「指挥骑士」だった場合、表示形式は表側攻撃表示に変更されます。

なお、この時の攻撃力・守備力は、カードに記載された元々の攻撃力（＝1200）と元々の守備力（＝1900）を入れ替える事になります。（この時点で、攻撃力1900・守備力1200の状態になります。）

その後、「指挥骑士」自身の効果によって、『このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に表側表示で存在する戦士族モンスターの攻撃力は400ポイントアップする』効果が適用される事になりますので、最終的に、攻撃力2300・守備力1200の状態になります。

質問の状況の場合、「技能抽取」が破壊された事で、「指挥骑士」の効果が再び適用される事になりますが、「指挥骑士」の『自分フィールド上に他のモンスターが存在する場合、相手は表側表示で存在するこのカードを攻撃対象に選択する事はできない』効果は、攻撃宣言や戦闘の巻き戻しの際に攻撃対象に選択する場合、「指挥骑士」を対象に選択する事ができなくなる効果です。（既に攻撃対象に選択されている場合、その攻撃を無効にする事はできません。）

したがって、この場合、自分のモンスターの攻撃はそのまま行われ、「指挥骑士」と戦闘ダメージ計算を行う事になります。

フィールド上に「邪神 恐惧之源」が存在する時に、攻撃力・守備力がアップ・ダウンする効果が適用される場合、攻撃力を変化する計算を行った数値が、「邪神 恐惧之源」の効果によって半分になります。
「邪神 恐惧之源」と「指挥骑士」が存在する場合、「指挥骑士」の効果によって、攻撃力が400ポイントアップした数値が半分になる為、「指挥骑士」の攻撃力は、1600の半分である800となります。