百鸽

「破坏剑士的宿命」を発動する際に、対象となる相手の墓地のモンスターは、1体から3体までの任意の数のモンスターを選択する事ができます。
ただし、2体以上のモンスターを対象として選択する場合、その対象となるモンスターは全て同じ種族でなければなりません。

したがって、質問の状況の場合、相手の墓地のモンスター1体を対象とするのであれば、戦士族の「英豪挑战者 千刀兵」や、海竜族の「熔岩谷锁链龙」を対象とする事ができますが、2体または3体のモンスターを対象とする場合には、魔法使い族のモンスターしか対象に選択する事はできません。

「邪帝 盖乌斯」の効果の対象として選択されたカードが、フィールドに表側表示で存在する闇属性のモンスターカードだった場合には、相手はチェーンして「地狱的冷枪」を発動する事ができます。

例えば、装備カード扱いになっている「强化支援机械·重装武器」を対象として選択された場合には、相手はチェーンして「地狱的冷枪」を発動する事はできますが、「DNA移植手术」の効果で闇属性として扱われている「熔岩谷锁链龙」が対象として選択された場合には、相手はチェーンして「地狱的冷枪」を発動する事はできません。

質問の状況の場合、「超量宇宙」の『選択したモンスター２体を墓地へ送る』処理にて「No.16 色之支配者」は墓地へ送られますが、「禁忌的圣枪」の効果が適用されている「熔岩谷锁链龙」は墓地へ送られず、モンスターゾーンに残ります。

この場合、選択したモンスター２体が墓地へ送られていませんので、『その後、そのエクシーズモンスター２体のランクの合計と同じか１つ低いランクを持つ、「No.」と名のついたモンスター以外のエクシーズモンスター１体をエクストラデッキから特殊召喚し、このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする』処理は適用されません。

ただし、『このカードを発動したターン、相手が受ける全てのダメージは０になる』効果は通常通り適用される事になります。

自分のデッキが1枚または0枚の時に、「熔岩谷锁链龙」の『●デッキからモンスター１体を選んでデッキの一番上に置く』効果を発動する事はできません。

また、「熔岩谷锁链龙」の『●デッキからモンスター１体を選んでデッキの一番上に置く』効果の処理時に、自分のデッキが1枚のみの場合には、そのカードを確認しデッキに戻す事になります。

「幽鬼兔」の『①：フィールドのモンスターの効果が発動した時、またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。フィールドのそのカードを破壊する』効果は対象を取る効果ではありません。

質問の状況のように、「幽鬼兔」の効果処理時に、効果を発動した「熔岩谷锁链龙」が裏側守備表示になっている場合でも、「幽鬼兔」の効果によって、フィールドの「熔岩谷锁链龙」は破壊されます。
（その場合でも、発動した「熔岩谷锁链龙」の効果処理は通常通り適用されます。）

「超量宇宙」の効果処理時に、対象とした2体のモンスターのうち、1体が裏側守備表示になっている場合でも、効果処理は通常通り適用されます。

（質問の状況の場合、対象の「熔岩谷锁链龙」と「No.16 色之支配者」はどちらも墓地へ送り、エクストラデッキからランク8またはランク7のエクシーズモンスター1体を特殊召喚する事になります。『このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする』処理、『このカードを発動したターン、相手が受ける全てのダメージは０になる』処理も通常通り適用されます。