百鸽

「电子界工具」はレベル4の「零件」と名のついたモンスターですが、機械族のモンスターではありません。

「白金零件」の『①：自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル４以下の機械族モンスター１体をこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する』モンスター効果によって特殊召喚する事はできませんが、『②：このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキからレベル４の「零件」モンスター１体を特殊召喚する』モンスター効果によって特殊召喚する事はできます。

「安全令牌衍生物」の元々の種族・属性は、「动态密码」のカードに記されている、サイバース族・光属性となります。

「电子界工具」もサイバース族・光属性のモンスターですので、その2体のモンスターを除外して「杂交种」を発動する事はできます。

なお、「克隆复制」の効果によって特殊召喚される「克隆衍生物」など、元々の種族・属性が記されていないモンスタートークンは、「杂交种」を発動する際に除外する事はできません。

自分のデッキにサイバース族モンスターが1体も存在しない場合、「电脑网后门」を発動する事自体できません。

また、自分のデッキにサイバース族モンスターが存在している場合でも、『そのモンスターの元々の攻撃力より低い攻撃力を持つサイバース族モンスター１体をデッキから手札に加える』処理が行えるように、発動する際の対象となるサイバース族モンスターを選択する必要があります。
（例えば、自分のデッキに存在するサイバース族が攻撃力1400の「电子界工具」のみというような場合には、攻撃力1200の「备份秘书」を対象として、「电脑网后门」を発動する事自体ができません。）

相手が発動した「鹰身女妖的羽毛扫」の効果で、複数枚の魔法・罠カードが破壊される場合、「代理龙」のモンスター効果を適用する事はできます。

質問の状況の場合、リンク先の「电子界工具」を代わりに破壊する事で、自分フィールドの魔法・罠カードは全て「鹰身女妖的羽毛扫」の効果では破壊されません。

「电子界工具」もレベル4の「零件」と名のついたモンスターとなりますので、「金色零件」のモンスター効果によってデッキから特殊召喚する事ができます。

「电子界工具」のモンスター効果によって特殊召喚されたモンスターの効果は、フィールドにて発動・適用される効果は無効化されますが、「风魔女-雪铃」の『②：このカードをS素材として風属性SモンスターをS召喚した場合、そのSモンスターは相手の効果では破壊されない』モンスター効果はフィールドにて発動・適用される効果ではありませんので、通常通り適用される事になります。
（質問の状況の場合、シンクロ召喚された「高速疾行机人 比剑骑手」は『相手の効果では破壊されない』効果が適用された状態となります。）

質問の状況のように、墓地にて発動した「电子界工具」のモンスター効果の処理時に、効果を発動した「电子界工具」自身が墓地に存在しなくなっている場合でも、「工具衍生物」を特殊召喚する処理は通常通り適用されます。

「克莱因客户端蚁」が戦闘や効果で破壊されるのであれば、『代わりに自分の手札・フィールドのサイバース族モンスター１体を破壊できる』モンスター効果を適用する際に、サイバース族のモンスタートークン（＝質問の状況の場合は、「工具衍生物」）を代わりに破壊する事もできます。

ただし、「黑洞」の効果が適用されるなどで、「克莱因客户端蚁」を含めた自分フィールドの全てのサイバース族モンスターが破壊されるような場合には、代わりに破壊するサイバース族モンスターとして、フィールドのサイバース族モンスターを選ぶ事はできません。