百鸽

「救世星龙」の『１ターンに１度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択し、その効果をエンドフェイズ時まで無効にできる』モンスター効果の対象として、「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」を選択する事はできます。

その「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」が通常モンスターとして扱われている場合でも、もう1度召喚され効果モンスターとして扱われている場合でも、その「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」のモンスター効果は無効化されます。

なお、「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」の『●１ターンに１度、自分メインフェイズに発動できる。このカードの攻撃力より低い守備力を持つ、相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する』効果は、もう１度召喚され、効果モンスター扱いとなる事によって発動する事ができるようになる効果となりますので、その効果を「救世星龙」のモンスター効果として発動する事はできません。

自分が発動した手札の「真红眼溯刻龙」の効果にチェーンして相手が「D.D.乌鸦」の効果を発動し、その結果、破壊され墓地へ送られたレベル7以下の「真红眼」と名のついたモンスターのうち1体が墓地に存在しなくなっている場合でも、処理は行われる事になります。

質問の状況の場合、「真红眼溯刻龙」が手札から特殊召喚され、『可能な限りその破壊されたモンスターを破壊された時と同じ表示形式で特殊召喚する』処理によって、墓地から「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」が特殊召喚される事になります。

質問の状況のように、自分のモンスターゾーンの空きが2つしかない場合でも、手札の「真红眼溯刻龙」の効果を発動する事はできます。

その場合、手札の「真红眼溯刻龙」を特殊召喚した事で、モンスターゾーンの空きは1つとなりますので、『可能な限りその破壊されたモンスターを破壊された時と同じ表示形式で特殊召喚する』処理によって特殊召喚するモンスターは、「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」か「真红眼黑炎龙」のどちらかを任意に選ぶ事ができます。
（「真红眼溯刻龙」の効果を発動したプレイヤーが選ぶ事になります。なお、選ばなかったモンスターは特殊召喚されずに墓地に残る事になります。）

効果を発動した「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」自身が効果処理時にモンスターゾーンに表側表示で存在しなくなっている場合には、効果処理は適用されません。
（モンスターは破壊されません。）

質問の状況の場合、「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」は「黑钢龙」を装備し、攻撃力が3100となっていますので、相手フィールドに表側表示で存在する守備力が3100より低いモンスターは全て破壊される事になります。

「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」の効果処理時に、「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」の攻撃力の数値よりも低い守備力を持つ、相手のモンスターゾーンに表側表示で存在するモンスターが、その効果によって破壊される事になります。

質問の状況の場合、「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」の攻撃力は2500、「三叉龙之影灵衣」の守備力は2000ですが、「决战兵器之影灵衣」の『①：このカードを手札から捨て、自分フィールドの「影灵衣」モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで１０００アップする。この効果は相手ターンでも発動できる』効果によって、「三叉龙之影灵衣」は守備力が1000アップし、3000となっています。
結果的に、「三叉龙之影灵衣」は「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」の効果によって破壊されない事になります。

アドバンス召喚されている通常モンスター扱いの「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」を対象として「帝王的冻志」を発動する事はできます。

その場合、そのデュアルモンスターの『①：このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う』効果が無効になり、『②：フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう１度召喚できる』効果も無効になりますので、もう1度召喚を行う事もできなくなります。
（結果的に、「真红眼凶雷皇-邪性恶魔」は効果が無効化された効果モンスターとして扱われ、『このカード以外のカードの効果を受けない』状態になります。）