百鸽

質問の状況のように、モンスター効果を発動した「巨龙之守护骑士」自身が効果処理時にフィールドを離れている場合には、『自分の手札・墓地からレベル７・８のドラゴン族モンスター１体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する』処理は適用されません。
（自分の手札や墓地からドラゴン族モンスターを選ぶ事も行いません。）

「魂食神龙 吸灵龙」は特殊召喚モンスターですが、レベル8のドラゴン族モンスターですので、召喚・特殊召喚に成功した「巨龙之守护骑士」のモンスター効果によって装備カード扱いとして装備する事はできます。

その場合、「巨龙之守护骑士」の『②：このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値の半分アップする』モンスター効果によって、「巨龙之守护骑士」の攻撃力は2000アップする事になります。
（「魂食神龙 吸灵龙」の攻撃力・守備力の半分の数値だけアップします。なお、「魂食神龙 吸灵龙」の守備力は0ですので、結果的に「巨龙之守护骑士」の守備力はアップしません。）

質問の状況のように、自身のモンスター効果によってドラゴン族モンスターを装備している「巨龙之守护骑士」に「禁忌的圣杯」の効果が適用された場合には、『自分の手札・墓地からレベル７・８のドラゴン族モンスター１体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する』モンスター効果が無効化されますので、モンスターを装備する事ができず、装備カード扱いとなっていた「暗黑烈焰龙」は破壊され墓地へ送られる事になります。

質問の状況のように、効果を発動した「巨龙之守护骑士」自身のコントロールが相手に移っている場合でも、『自分の手札・墓地からレベル７・８のドラゴン族モンスター１体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する』処理は通常通り適用されます。

（装備されたドラゴン族モンスターは自分の魔法＆罠ゾーンのカードとして数えます。）

自分の墓地に、レベル7・8のドラゴン族モンスターが1体も存在しない場合には、「巨龙之守护骑士」の『③：自分フィールドのモンスター１体とこのカードをリリースし、自分の墓地のレベル７・８のドラゴン族モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する』モンスター効果を発動する事はできません。

しかしながら、自分の墓地に「巨龙之守护骑士」のモンスター効果によって特殊召喚可能なレベル7・8のドラゴン族モンスターが1体以上存在している状態であれば、質問の状況のように、「巨龙之守护骑士」のモンスター効果を発動する際にリリースした「巨神龙 闪耀」を特殊召喚する対象として選択する事はできます。