百鸽

質問の状況のように、墓地から特殊召喚されたモンスターに装備されている「光之引导」の効果が「魔法偏转器」の効果によって無効になっている間は、『このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される』効果や、『②：装備モンスター以外の自分のモンスターは攻撃できず、自分の墓地に「青眼」モンスターが存在する場合、装備モンスターはその数まで１度のバトルフェイズ中に攻撃できる』効果は無効になります。

なお、その場合でも「光之引导」の効果によって特殊召喚されたモンスターは効果を無効にして特殊召喚されていますので、「魔法偏转器」の効果が適用された場合でも、効果が無効化されていない状態に戻る事はありません。

モンスターに装備されている「漫画之手」の効果が、「魔法偏转器」の効果によって無効になった場合、『①：装備モンスターのコントロールを得る』効果は無効になり、装備モンスターのコントロールは相手に戻ります。（その後に、「魔法偏转器」の効果の適用がなくなった場合には、再びコントロールを得る事になります。）

同様に、『②：装備モンスターはトゥーンモンスターとしても扱い、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、装備モンスターは直接攻撃できる』効果も無効になりますので、装備モンスターはトゥーンモンスターとしては扱われず、「漫画之手」の効果による直接攻撃も行えません。（その後に、「魔法偏转器」の効果の適用がなくなった場合には、再び適用される事になります。）

なお、『③：フィールドに「卡通世界」が存在しない場合にこのカードは破壊される』効果も、「魔法偏转器」の効果によって無効になりますので、「魔法偏转器」の適用中に「卡通世界」がフィールドに存在しなくなっている場合でも、「漫画之手」は破壊されず、フィールドに残ります。（その後、「魔法偏转器」の効果の適用がなくなった際にも、フィールドに「卡通世界」が存在しない状態なのであれば、「漫画之手」はただちに破壊される事になります。）

「卡通王国」に「魔法偏转器」の効果が適用された場合、『②：このカードのカード名は、フィールドゾーンに存在する限り「卡通世界」として扱う』効果が無効になりますので、カード名は「卡通王国」として扱われます。

（その後、「魔法偏转器」の効果の適用がなくなった場合、再びカード名は「卡通世界」として扱われる事になります。）

質問のどちらの状況の場合も、「卡通王国」の『②：このカードのカード名は、フィールドゾーンに存在する限り「卡通世界」として扱う』効果は「魔法偏转器」の効果によって無効になっていますので、フィールドの「卡通世界」が破壊された扱いにはなりません。

したがって、「卡通人鱼」等が自身の効果によって破壊される事はありません。

質問のどちらの状況の場合も、「卡通王国」の『③：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドのトゥーンモンスターは相手の効果の対象にならない』効果は、「魔法偏转器」の効果によって無効になっていますので、相手が「雷破」を発動する際に、トゥーンモンスターを対象とする事ができます。