百鸽

質問の状況のように、自分の「蔷薇刻印」を装備されたモンスターが、「强制转移」の効果で相手に移っている場合でも、自分のターン（＝「蔷薇刻印」のコントローラーのターン）のエンドフェイズには、『このカードの①の効果は次の自分スタンバイフェイズまで無効になる』効果が発動し適用されます。

なお、その後、『このカードの①の効果は次の自分スタンバイフェイズまで無効になる』効果の適用がなくなった場合でも、「蔷薇刻印」の『①：装備モンスターのコントロールを得る』効果が再び適用される事によって、装備モンスターのコントロールを再び得る事はありません。

質問の状況の場合、元々の持ち主が相手となる「吸血鬼领主」と「吸血鬼杀手」はどちらも『元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを６として扱う』方法によってレベルを６として扱い、エクシーズ素材とする事ができます。

したがって、その元々の持ち主が相手のモンスター2体をエクシーズ素材として、「交血鬼-吸血鬼·谢里丹」をエクシーズ召喚する事ができます。

「怨念之魂 业火」の『自分フィールド上に炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる』は、チェーンブロックが作られませんが、モンスターの効果の扱いですので、「怨念之魂 业火」の特殊召喚に成功した時に、墓地の「吸血鬼·格蕾丝」の効果を発動し、特殊召喚する事はできます。

また、「吸血鬼创世主」の『自分フィールド上に存在する「吸血鬼领主」１体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる』は、モンスターの効果の扱いではありません。「吸血鬼创世主」は特殊召喚モンスターですので、特殊召喚するための手順がそれにあたります。
したがって、「吸血鬼创世主」の特殊召喚に成功した時に、墓地の「吸血鬼·格蕾丝」の効果を発動、特殊召喚する事はできません。