百鸽

「灰篮战斗」の効果で、『●その効果は「対象のモンスター１体を破壊する」となる』処理を適用する場合、対象となるモンスターを選び直す事はありません。

質問の状況の場合、「灰篮眼镜蛇」を対象として発動した「强制脱出装置」の『そのモンスターを持ち主の手札に戻す』処理を、『対象のモンスター１体を破壊する』処理として、処理を行う事になりますので、対象となっている「灰篮眼镜蛇」がそのまま破壊される事になります。
（この場合、「灰篮眼镜蛇」は罠カードの効果によって破壊された扱いになりますので、『①：自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘または罠カードの効果で破壊され墓地へ送られた場合、相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する』モンスター効果を発動する事ができます。）

「灰篮战斗」の効果で、『●その効果は「対象のモンスター１体を破壊する」となる』処理を適用する場合、その発動のきっかけとなったモンスターの効果、魔法・罠カードの発動の際の効果処理を、対象のモンスター１体を破壊する効果処理として、処理を行います。

したがって、質問の状況の場合、「灰篮短吻鳄」を対象として発動した「精神操作」の『そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースできない』処理を、『対象のモンスター１体を破壊する』処理として、処理を行う事になりますので、対象となっている「灰篮短吻鳄」は魔法カードの効果によって破壊された扱いとなります。
（この場合、「灰篮短吻鳄」の『①：自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘または魔法カードの効果で破壊され墓地へ送られた場合、相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する』モンスター効果を発動する事ができます。）

質問の状況のように、自分のモンスターゾーンに表側表示で存在する「灰篮」と名のついたモンスターを対象として装備魔法カードや永続魔法・永続罠カードのカードの発動が行われた際にも、「灰篮战斗」の発動を行う事はできます。

なお、その際に「灰篮战斗」の『●その効果は「対象のモンスター１体を破壊する」となる』処理が適用される場合、装備魔法カードの装備する処理や、永続魔法カードや永続罠カードのフィールドに残り続ける処理も行われず、「対象のモンスター1体を破壊する」という処理が行われた後、処理が完了した魔法・罠カードとして、通常魔法や通常罠カードなどのように、一連の処理後に墓地へ送られる事になります。

（これによって墓地へ送られた装備魔法カードや、永続魔法・永続罠カードはカードの効果によって墓地へ送られた扱いにはなりません。）