百鸽

「龙魔王 霸道矢·灵摆」の『相手フィールドの表側表示のPモンスターの効果は無効化される』ペンデュラム効果は、ペンデュラムゾーンに魔法カードとして発動し、その発動の際の処理が完了した後に適用される効果となりますので、質問の状況のように、「龙魔王 霸道矢·灵摆」のペンデュラムゾーンに魔法カードとして発動した際にチェーンして発動した「威风妖怪·麒麟」のモンスター効果は無効化されず、通常通り処理が適用される事になります。

質問の状況の場合、1枚目の「マジェスペクター・ソニックの効果処理によって、「マジェスペクター・ユニコーン」の攻撃力と守備力は倍になり、ATK4000・DEF4000の状態になります。
（『相手に与える戦闘ダメージは半分になる』効果も適用されます。）

さらに、2枚目の「威风妖怪音波」の効果処理によって、「威风妖怪·麒麟」の攻撃力と守備力はさらに倍になり、ATK8000・DEF8000の状態になります。
（なお、『相手に与える戦闘ダメージは半分になる』効果は既に適用されていますので、相手に与える戦闘ダメージは半分のままです。4分の1にはなりません。）

質問の状況の場合、「威风妖怪·麒麟」のモンスター効果の対象となった2体のうち、残り1体のモンスターは持ち主の手札に戻る事になります。
（「雷破」の効果によって破壊されたモンスターは持ち主の手札に戻りません。）

質問の状況の場合、「威风妖怪·麒麟」のモンスター効果の対象となった2体のうち、残り1体のモンスターは持ち主の手札に戻る事になります。
（「No.81 超重型炮塔列车 优越多拉炮」の効果によって、カードの効果を受けない状態のモンスターは持ち主の手札に戻りません。）

質問の状況の場合、「威风妖怪·麒麟」のモンスター効果の対象となった2体のうち、いずれかのモンスターのコントロールが効果処理時に移っているような場合でも、効果処理は通常通り適用されます。
（対象となった2体のモンスターは持ち主の手札に戻ります。）

「威风妖怪·猫」等は『②：このカードはモンスターゾーンに存在する限り、相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない』効果を持ちますので、相手のカードの効果であれば「激流葬」等の対象を取らない効果であっても破壊されません。
（なお、相手の「雷破」等の対象を取るカードの効果の場合、そもそも自分のモンスターゾーンに表側表示で存在する「威风妖怪·猫」等を対象に選択する事自体ができません。）

質問の状況のように、「威风妖怪·麒麟」のモンスター効果の対象となった、自分のモンスターゾーンのペンデュラムモンスターが効果処理時に裏側守備表示になっている場合でも、効果処理は通常通り適用されます。
（対象となった2体のモンスターは持ち主の手札に戻ります。）