百鸽

リバースした「机怪虫·郎飞结虫」のモンスター効果の対象として2体のモンスターを選択している場合、その効果処理時に2体の内1体が墓地に存在しなくなっている場合でも、残りの1体のモンスター（＝質問の状況の場合、「机怪虫·轴突虫」）は通常通り手札に加えます。

質問の状況の場合、相手の「天穹之圣像骑士」のモンスター効果がチェーン1、自分の「星遗物的交心」がチェーン2、相手の「雷破」がチェーン3として処理されています。

まず、「雷破」の処理が行われ、「机怪虫·树突棘虫」が破壊され、次に、「星遗物的交心」の効果が適用され、「天穹之圣像骑士」のモンスター効果の処理は『相手フィールドの表側表示モンスター１体を選んで持ち主の手札に戻す』処理に変わります。

最後に、「天穹之圣像骑士」のモンスター効果の処理が行われる際に、相手プレイヤーは、自身から見て相手となるプレイヤー（＝「星遗物的交心」を発動したプレイヤー）のモンスターゾーンに表側表示で存在するモンスターを選び、手札に戻す処理を行う事になりますが、表側表示のモンスターが1体も存在しない状態となっていますので、手札に戻す処理も結果的に行われず、「天穹之圣像骑士」のモンスター効果の処理が完了します。

質問の状況のように、「星遗物的傀儡」の『そのモンスターを表側攻撃表示または表側守備表示にする』効果の処理時に、対象の裏側守備表示のモンスターが表側守備表示になっている場合には、表側守備表示にする処理を選ぶ事はできず、対象のモンスターを表側攻撃表示にする事になります。