百鸽

自分のデッキに「妖仙兽 左镰神柱」と「妖仙兽 右镰神柱」のどちらかが存在しない場合、『●デッキから「妖仙兽 左镰神柱」「妖仙兽 右镰神柱」を１枚ずつ選び、自分のPゾーンに置く。この効果でPゾーンに置かれたカードは次の相手エンドフェイズに破壊される』効果として、「妖仙兽的神颪」を発動する事はできませんが、自分のデッキにレベル5以上の「妖仙兽」と名のついたモンスターが存在するのであれば、『●デッキからレベル５以上の「妖仙兽」モンスター１体を手札に加える』効果として、「妖仙兽的神颪」を発動する事はできます。

「妖仙兽 左镰神柱」と「妖仙兽 右镰神柱」を自分のペンデュラムゾーンに置く効果として「妖仙兽的神颪」を発動する場合、自分のペンデュラムゾーン2カ所はどちらも空いている状態である必要があります。

したがって、自分のペンデュラムゾーンにカードが1枚存在している状況では、『デッキから「妖仙兽 左镰神柱」「妖仙兽 右镰神柱」を１枚ずつ選び、自分のPゾーンに置く』効果として「妖仙兽的神颪」を発動する事はできません。

「妖仙兽的神颪」の効果によってペンデュラムゾーンに置かれた「妖仙兽 左镰神柱」「妖仙兽 右镰神柱」のうち1枚がペンデュラムゾーンに存在しなくなっていたとしても、『この効果でPゾーンに置かれたカードは次の相手エンドフェイズに破壊される』処理は通常通り適用されます。

（質問の状況の場合、「妖仙兽 右镰神柱」は次の相手ターンのエンドフェイズに破壊される事になります。）

「妖仙兽的神颪」の効果によってペンデュラムゾーンに置かれた「妖仙兽 左镰神柱」と「妖仙兽 右镰神柱」は、次の相手のエンドフェイズに「白龙忍者」のモンスター効果が適用されている場合には破壊されず、そのままペンデュラムゾーンに残ります。

（その次の自分のターン以降に「白龙忍者」のモンスター効果の適用がなくなったとしても、「妖仙兽的神颪」の効果によって再び破壊される事はありません。）

「妖仙兽的神颪」の効果によってペンデュラムゾーンに「妖仙兽 左镰神柱」と「妖仙兽 右镰神柱」を置く処理は、魔法カードの発動が行われる扱いではありません。

したがって、質問の状況のように、「妖仙兽的神颪」の効果処理時に、「魔封的芳香」の効果が適用されている場合でも、効果処理は通常通り適用されます。

「妖仙兽的神颪」の『●デッキから「妖仙兽 左镰神柱」「妖仙兽 右镰神柱」を１枚ずつ選び、自分のPゾーンに置く』効果は、自分のペンデュラムゾーンが2カ所とも空いている状態でなければ効果処理を行う事ができません。

したがって、質問の状況の場合、チェーンして発動した「龙呼相争」の効果処理によって、相手がランダムに選んだペンデュラムモンスターを自分のペンデュラムゾーンに置いた場合には、自分のペンデュラムゾーンが1カ所しか空いていませんので、「妖仙兽的神颪」の効果によって、「妖仙兽 左镰神柱」や「妖仙兽 右镰神柱」がペンデュラムゾーンに置かれる事はありません。（「妖仙兽 左镰神柱」「妖仙兽 右镰神柱」は自分のデッキに残り、『このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「妖仙兽」モンスターしか特殊召喚できない』効果が適用されます。）

なお、チェーンして発動した「龙呼相争」の効果処理によって相手がランダムに選んだペンデュラムモンスターを特殊召喚する事を選んだ場合には、「妖仙兽的神颪」の効果処理は通常通り適用され、「妖仙兽 左镰神柱」や「妖仙兽 右镰神柱」がペンデュラムゾーンに置かれる事になります。
（『このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「妖仙兽」モンスターしか特殊召喚できない』効果も通常通り適用されます。）