百鸽

「圣光之梦魔镜」の『①』の『攻撃対象にならず』は、相手のモンスターに適用される効果です。相手モンスターが、レベルが一番高いモンスター以外の「梦魔镜」モンスターを攻撃対象に選択できなくなります。

したがって、魔法カードの効果を受けない「邪龙星-睚眦」は、レベルが一番高いモンスター以外の「梦魔镜」モンスターを攻撃対象に選択できます。

一方で、『相手の効果の対象にもならない』は、相手モンスターに適用される効果ではありません。相手プレイヤーが、魔法・罠・モンスターの効果を発動する際にレベルが一番高いモンスター以外の「梦魔镜」モンスターを対象に選択できなくなります。

したがって、魔法カードの効果を受けない「邪龙星-睚眦」であっても、レベルが一番高いモンスター以外の「梦魔镜」モンスターを効果の対象に選択できません。

質問の状況の場合、相手の「邪龙星-睚眦」はエクストラデッキから特殊召喚されていますが、魔法カードの効果を受けない状態ですので、『このターン、対象のモンスターが、EXデッキから特殊召喚された相手モンスターと戦闘を行う場合、バトルフェイズの間だけその相手モンスターの効果は無効化される』効果によって、相手の「邪龙星-睚眦」のモンスター効果が無効化される事はありません。

「休息一回」の効果が適用されている場合、特殊召喚されたモンスターは特殊召喚されたターンの間、フィールドにて発動・適用される効果が無効化されます。

質問の状況の場合、「邪龙星-睚眦」の効果は墓地にて発動する効果ですので、無効化される事なく、通常通り効果処理が適用される事になります。

質問の状況の場合、「龙星的九支」の『その発動を無効にし』の処理によって、発動した「异次元的战士」のモンスター効果の発動は無効になります。

しかしながら、相手の「异次元的战士」は戦闘で破壊されていますので、『そのカードを持ち主のデッキに戻す』処理を適用する事はできません。

したがって、『その後、このカード以外の自分フィールドの「龙星」カード１枚を選んで破壊する』処理も適用されない事になります。

自分フィールドに「龙星」と名のついたカードが表側表示で存在する状況で、モンスター効果が発動したのであれば、その発動にチェーンして「龙星的九支」を発動する事はできます。

質問の状況の場合、手札から除外された「急袭猛禽-推进林鸮」のモンスター効果にチェーンして「龙星的九支」の効果を発動していますので、そのモンスター効果の発動は無効になりますが、除外されている「急袭猛禽-推进林鸮」が持ち主のデッキに戻る事はありません。

この場合、「龙星的九支」の『その後、このカード以外の自分フィールドの「龙星」カード１枚を選んで破壊する』処理も適用されません。