百鸽

相手のモンスターゾーンに存在するモンスタートークンを対象として、「撒豆」を発動する事はできます。

例えば、相手のモンスターゾーンに存在する「工具衍生物」を対象として「撒豆」を発動した場合、その「工具衍生物」のレベルは2となりますので、自分は手札を2枚選んで捨て、デッキから2枚のカードをドローしますが、『その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す』処理の際に、「工具衍生物」はフィールドを離れる際に消滅しますので、結果的に「工具衍生物」が手札に加わる事はありません。

質問の状況の場合でも、発動した「撒豆」の『そのモンスターのレベルの数だけ自分の手札を選んで捨て、捨てた数だけ自分はデッキからドローする』処理は適用されます。
（この場合、対象の「元素英雄 荒野侠」のレベルと同じ4枚のカードを手札から捨て、4枚のカードをドローする事になります。）

なお、『その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す』処理も適用されますが、「元素英雄 荒野侠」は『①：このカードはモンスターゾーンに存在する限り、罠カードの効果を受けない』モンスター効果を持つモンスターとなりますので、持ち主の手札には戻らず、そのままモンスターゾーンに残ります。